研究分担者 |
田畑 孝一 筑波大学, 大学院・図書館情報メディア研究科, 教授 (50026085)
永田 治樹 筑波大学, 大学院・図書館情報メディア研究科, 教授 (40124200)
阪口 哲男 筑波大学, 大学院・図書館情報メディア研究科, 助教授 (10225790)
森嶋 厚行 筑波大学, 大学院・図書館情報メディア研究科, 助教授 (70338309)
永森 光晴 筑波大学, 大学院・図書館情報メディア研究科, 講師 (60272209)
河原崎 雅敏 筑波大学, 大学院・図書館情報メディア研究科, 教授 (70375517)
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配分額 *注記 |
12,300千円 (直接経費: 12,300千円)
2005年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2004年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
2003年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
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研究概要 |
ディジタル情報資源の発見や記述のみならず,長期保存やアーカイブなど,さまざまな応用においてメタデータの果たす役割は大きい。また,インターネットでは様々な方法で情報資源が利用されるため,様々なメタデータ規則を組み合わせて利用することが必要である。こうした視点から,本研究では,複数のメタデータ規則を対象として,メタデータ規則間の相互利用性、メタデータ規則の再利用性、そしてメタデータの流通性を高めるためのメタデータの統合的利用モデルを作り,それに基づく環境の構築手法を明らかにすることを目的として研究を進めた。 本研究では,目的に応じた典型的なメタデータ規則を収集し,それらを組み合わせて利用する際の基本モデルを提案すること,メタデータ規則の形式的定義に基づくメタデータスキーマのモデル化を目標として研究を進めた。前者に関しては、われわれの開発したメタデータスキーマレジストリを利用して、種々のメタデータスキーマの収集と蓄積を進めた。また、地域コミュニティ指向の小規模な主題語彙の管理のためにメタデータスキーマレジストリと連携して働くメタデータスキーマの維持管理ツールの開発を行った。後者に関して、メタデータスキーマの階層的なモデルを提案し、それに基づくメタデータスキーマの相互運用性や再利用性の向上に関する検討を進めた。また、AccessibilityのためのメタデータスキーマとFRBRモデルを基礎とする柔軟な情報資源選択のためのメタデータモデル、ディジタルアーカイブのためのメタデータモデル等の研究を進めた。以上のような研究に加え、本研究に関連して,Webアーカイビングのための基礎技術となる分散アーカイブによるアーカイブ高信頼化技術や文書の一貫性管理技術等の研究を進めた。
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