研究課題/領域番号 |
15300081
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報図書館学・人文社会情報学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
永田 好克 大阪市立大学, 大学院・創造都市研究科, 助教授 (70208023)
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研究分担者 |
新田 栄治 鹿児島大学, 法文学部, 教授 (00117532)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
12,800千円 (直接経費: 12,800千円)
2005年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2004年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
2003年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
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キーワード | タイ国東北部 / 空間情報システム / 農村居住史 / 社会考古学 / GPS / EcoNETVIS / 国際研究者交流 / 農村生業史 / タイ |
研究概要 |
本研究課題は平成12年度から14年度に実施した基盤研究「時空間情報システムでつなぐ過去と現在-タイ国東北部の居住史と現代農村社会-」の発展的継続である。研究機関中に主に以下を行った。 1.居住史データベースの整備(1)1950年代の地形図約350枚、1980年代の地形図約100枚を収集し、デジタル画像化した上でEcoNETVISに統合した。(2)1950年代の航空写真約800枚を収集し、デジタル画像化したものをEcoNETVISに統合する作業を継続中である。(3)Srisakra Vallibhotamaのこれまでの調査記録など約1,000地点について、経緯度情報や記載内容の加筆・修正を進めた。Walailak Songsiriを招聘して集中的に行った。 2.歴史情報統合システムEcoNETVISの改良:地形図や航空写真を重ね合わせて学術的な地点の情報を提示するSite Viewerを専用Webページ(http://pladaek.media.osaka-cu.ac.jp/econetvis/)に追加した。 3.現地調査支援ツールのテスト開発:GPSアンテナとノート型PCを用い、現地調査でのナビゲーションと情報閲覧を可能にするシステムのテスト開発を行った。現地実験を数度行い改良を進めた結果、実用化した際の有効性を確認することができた。 上記2.3.はともに成果還元の重要な手段であるとともに、社会学的現地調査を伴う研究分野に寄与するものになる。現地の若手研究者や学生らが学術的基礎資料を活用する環境を提供することは、無形知識の承継を具現化するという本研究課題の目的に適うものである。
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