研究課題/領域番号 |
15300168
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
名倉 武雄 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (90306746)
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研究分担者 |
戸山 芳昭 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (40129549)
松本 秀男 慶應義塾大学, 医学部, 助教授 (50138038)
大谷 俊郎 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (00160531)
須田 康文 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (20196900)
桐山 善守 慶應義塾大学, 医学部, 助手 (30383722)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2003年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
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キーワード | 生体工学 / 膝関節 / 靭帯損傷 / 前十字靭帯 / 関節負荷 / 靱帯損傷 / 前十字靱帯 |
研究概要 |
本研究では表面マーカー式3次元動作解析装置を用いて非侵襲的に生体計測を行える計測手法として開発されたPoint Cluster法をもとに、これを臨床の計測に応用した。対象は再建術を予定している前十字靭帯(ACL)損傷患者12名(年齢平均22.3歳、受傷からの期間平均27.5ヶ月)とした。また健常側下肢を対照として比較した。腸骨稜、大転子、膝外側関節裂隙、足関節外果、踵骨外側部,第5中足骨頭、に加えて大腿に9個、下腿に6個、合計21個の反射マーカーを貼り、平地歩行、歩行から90度ピボット、ジョギング、ジョギングからの45度または90度サイドカット時の運動を5台のカメラからなる光学式3次元動作計測装置(Qualysis社製)を用いて計測した。解析後Point Cluster法により大腿骨と脛骨との回旋角度を時系列データとして算出した。大腿骨-脛骨の回旋角度は歩行、歩行ピボット、ジョグ、ジョグ45度カット、ジョグ90度カットでACL損傷側はそれぞれ平均20.8、37.4、16.8、21.1、17.4度であり、歩行ピボットで最も大きかったが健常側と有意差を認めなかった。回旋パターンの時系列変化はそれぞれの動作でACL損傷膝と健常側はほぼ同様であったが、ジョグ90度カットでは有意差を認あ、ACL損傷膝で有意に脛骨を外旋して運動をしていた。すなわちACL損傷患者において損傷下肢は健常側と異なる運動パターンを示すことが明らかになった。今回の研究で、Point Cluster法は臨床における患者評価・計測に有用な手法であることが示された。
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