研究課題/領域番号 |
15300182
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用システム
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
玄 丞烋 京都大学, 再生医科学研究所, 助教授 (90283655)
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研究分担者 |
堤 定美 京都大学, 再生医科学研究所, 教授 (00028739)
和田 洋巳 京都大学, 大学院・医学研究科, 教授 (90167205)
中村 孝志 京都大学, 大学院・医学研究科, 教授 (10201675)
米田 正始 京都大学, 大学院・医学研究科, 教授 (20303810)
田中 紘一 京都大学, 大学院・医学研究科, 教授 (20115877)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
16,400千円 (直接経費: 16,400千円)
2005年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2004年度: 5,100千円 (直接経費: 5,100千円)
2003年度: 9,100千円 (直接経費: 9,100千円)
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キーワード | EGCG / 生体組織保存 / 移植 / 角膜 / 膵島 / 血小板 / 内膜肥厚 / 免疫抑制 / 膵島及び皮膚組織 / 内膜肥厚抑制 / ヒト角膜 / 免疫抑制効果 / 血小板保存 / 神経保存 / エピガロカテキンガレート / ポリフェノール / 細胞増殖制御 / 角膜保存 / 膵島保存 / 生体組織移植 |
研究概要 |
角膜:ウサギ角膜およびヒト角膜に関して、BGCG200μg/mL添加した保存液で保存することで、2週間後の上皮細胞の増殖能、形態および内皮細胞の形態が正常に近い状態に保つ事が可能となった。 膵島および皮膚組織:EGCGを30-120μg/mL添加することで、解凍後の膵島生存率を1.5〜2.0倍に高め、インスリン産生能も高く維持することができた。また、皮膚の凍結保存もBGCG添加した時の方が解凍後の細胞生存率が高かった。 神経:EGCG処理したラット末梢坐骨神経の同種移植による免疫抑制効果を検討したところ、免疫拒絶が認められなく、電気生理学的にも機能することがわかった。 免疫抑制効果:EGCGを100〜200μg/mL含むRPMI培地でマウスリンパ球を1時間処理し、種類の異なるマウスリンパ球と混合するMLR実験を行った結果、免疫反応を示すインターロイキン2の産生度合いが、EGCG処理をしなかったリンパ球にくらべて3分の1以下に抑えられた。また、マウス間のリンパ球移植でも有意に免疫抑制効果が現れた。 内膜肥厚抑制効果:EGCGを0.1〜1.0mg/mL含んだ生理食塩水で1時間処理したウサギ頸静脈を頸動脈に移植したところ3週間後の内膜肥厚が半分以下に抑えられた。皮膚も、EGCG添加保存液中で2週間保存後、移植したところ、BGCGを含まない保存液で培養したものに比べ、生着率が高かった。 血小板:多血漿血小板液にEGCGを50-100μg/mL添加し、1週間室温で振盪しながら保存した後のコラーゲンおよびトロンビンによる凝集能の維持率を調べたところ、EGCG添加によって10%以上高く維持されていることがわかった。また、血小板のアポトーシスの割合も20%以上抑制されていた。
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