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インターネットを利用した図形シンボル用会話支援システムの開発と実用化

研究課題

研究課題/領域番号 15300197
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関信州大学

研究代表者

小島 哲也  信州大学, 教育学部, 教授 (80153534)

研究分担者 井澤 裕司  信州大学, 工学部, 助教授 (70252062)
伊藤 英一  長野大学, 社会福祉学部, 助教授 (50350822)
伊藤 英夫  広島国際大学, 人間環境学部, 教授 (90134775)
研究期間 (年度) 2003 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
9,300千円 (直接経費: 9,300千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2004年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2003年度: 5,800千円 (直接経費: 5,800千円)
キーワードインターネット / 言語障害者 / 補助代替コミュニケーション / 図形シンボル / 障害者
研究概要

近年の情報技術の革新によって、多くの技術資源が補助代替コミュニケーション(AAC)の領域でも活用されるようになってきた。特にインターネットのマルチメディア機能は、AACニーズのある人々の効果的手段として近い将来必ず重要な役割を果たすであろうと予想される。
上記の理由から本研究は、発話の困難な(または発話のない)人々のための図形シンボル用会話支援システムをウェブ上で開発することを目的に行われた。開発したシステムはPICOTonWeb(ピコットオンウェブ;POW)と呼ばれ、これまでの音声表出機能付き会話エイドでは実現できなかった2つの特徴を備えている。1つ目の特徴は、POWのプログラム本体とデータをウェブ上のサーバに置くことで、利用者が自宅、学校、あるいは病院など、どこからでもウェブ閲覧ソフトを介して本システムにアクセスできるようになっている点である。より自由なアクセスを実現するために、ワイヤレスカードを装着したタブレットPCや情報端末(PDA)などの携帯型端末からも本システムを利用できるようになっている。第2の特徴は、POWのシステムに図形シンボルと自然音声の豊富なデータベースがライブラリとして内蔵されている点である。このことにより、利用者がコミュニケーションニーズに即したシンボルを自由に選択して自分自身のページを個別に作成(カスタマイズ)することが可能になっている。我が国で利用されている図形シンボル集やその他の資料に関する調査に基づき、POWのライブラリには1,500以上の項目が基本語彙として登録されている。本研究で開発されたPOWシステムはまだ研究途上の段階にあるが、図形シンボルを利用するAACユーザに自由な利用環境と実効性の高い方略を提供できるはずである。

報告書

(4件)
  • 2005 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書

研究成果

(1件)

すべて その他

すべて 文献書誌

  • [文献書誌] 小島哲也: "補助代替コミュニケーション"臨床検査. 47巻・7号. 744-753 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-03-31   更新日: 2016-04-21  

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