研究課題/領域番号 |
15300211
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
滝沢 かほる 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (90089251)
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研究分担者 |
小林 日出至郎 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 助教授 (10195802)
近藤 フヂエ 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (50018842)
坂下 玲子 熊本大学, 教育学部, 助教授 (20178552)
小黒 美智子 新潟青陵大学短期大学部, 幼児教育科, 教授 (60341989)
阿保 雅行 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (10092454)
山崎 健 新潟大学, 教育人間科学部, 教授 (50092739)
伊野 義博 新潟大学, 教育人間科学部, 教授 (60242393)
森下 修二 新潟大学, 教育人間科学部, 助教授 (80323947)
田中 幸二 新潟大学, 教育人間科学部, 助教授 (40251780)
岡本 芳三 (有)テー・シー・エー, 研究開発部, 部長(研究職) (10194408)
市村 操一 東京成徳大学, 人文学部, 教授 (30015440)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
13,900千円 (直接経費: 13,900千円)
2005年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2004年度: 5,300千円 (直接経費: 5,300千円)
2003年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
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キーワード | 感性教育 / リズム体操 / 動きのリズム / リズミカル・ムーブメント / 音楽と動き / 身体運動文化論 / 運動指導論 / 表象芸術 / こころとからだの解放 / 人間性の回復 / 運動原理 / 動きの感性学 |
研究概要 |
(1)指導実践による測定調査 作成したリズミカル・ムーブメント・プログラムを、主として小学校・中学校・大学の計11校30クラスで実践した。 リズミカル・ムーブメント・プログラム実践による感性に及ぼす効果を次の観点から検証した。 1)感性に関するアンケート調査:リズム体操とそれ以外の学習内容との感性に関する自己評価について、単元前後を比較検討 2)モルフォロギー:動作分析による「運動のリズム」と「音楽のリズム」との関係 3)音楽表現:音楽演奏表現の立場からのリズムと動きの関連の解析、指導プログラムの構成 4)芸術表現:時間的空間的な造形表現性から解析 5)運動工学:動的な運動特性・評価(人体の運動、生理、熱計測システムによる実験・動的特性と定量評価) 6)運動生理学:運動時の瞬時心拍数の分析による評価 (2)成果のまとめと発表 感性教育のためのより有効なリズミル・ムーブメント・プログラムを開発のために、実証された効果と特性を明確にした。 アンケート調査からは、リズム体操は単元後に「自分の気持ち」「仲間との係わり」「自分の動き」「仲間の動き」「音楽を使っての動き」の5領域に関する感性項目について平均値が高いことがわかった。また、音楽・芸術・体操の連携により、表現意欲を喚起し学習を効果的なものにしていることが明らかになった。また、感性に関する運動工学・運動生理学的な評価の基礎資料が得られた。 (3)成果の発表 開発したリズミカル・ムーブメント・プログラムの成果を、研究論文として発表するとともに国内外の学会で口頭発表した。
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