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活動的ライフスタイルの構築を位とした地域型健康行動カウンセリング・システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 15300239
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 応用健康科学
研究機関早稲田大学

研究代表者

竹中 晃二  早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (80103133)

研究期間 (年度) 2003 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
8,300千円 (直接経費: 8,300千円)
2005年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2004年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2003年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
キーワード行動変容理論・モデル / 介入デリバリーチャンネル / 健康行動カウンセリング / トランスセオレティカル・モデル / ステージ・マッチド・プログラム / 簡易型身体活動量測定機器 / 身体活動
研究概要

現在,糖尿病を中心とする生活習慣病罹患者の数は増加の一途をたどり,この増加傾向はとどまるところを知らない.従来,運動処方の名のもとに,運動やスポーツの推奨が行われてきたものの,運動を実施する人口は増加していないのが現状である.本研究は,これらの現状に鑑み,運動と言わないまでも,日常生活における人々の身体活動量をいかに増加させるかという問題を,1)行動変容理論・モデルの活用,および2)多様な介入デリバリーチャンネルの使用という2つの観点で多様なプログラムを開発し,評価を行うことを目的としていた.実際には,自治体健康保健センターと連携を保ちながら,特に中高年者のライフスタイル改善を目的とした健康行動カウンセリング・プログラムをソフトおよびハード面から支援できる地域型システムの開発を行った.研究期間の初期では,中等度の強度(4メッツ以上に相当)の身体活動を行った数とその時間を提示させる簡易機器を開発し,また主観的身体活動量の測定尺度の開発を試みた.その後,これらの機器,および尺度も一部使用しながら,自助冊子,郵便による通信教育,およびインターネットプログラムを開発し,その評価を行った.プログラムの内容は,対象者に同一の介入を行うことを避け,トランスセオレティカル・モデルをもとに,初期ステージ者と後期ステージ者に分け,それぞれに異なる情報を送るように勤めた.その結果,ステージ・マッチドが行われていない統制群と比べて,ステージ・マッチド群の方が大きな身体活動量改善を示した.本研究では,地域における職域の健康づくりにも注目し,健康行動変容プログラムの開発とそれを配信するチャンネルとの組み合わせに関して検討を行った.地域介入を職域にも広げていった本研究は,そのプログラム開発だけでなく配信などの現実的実践方法の検討を行い,包括的観点から議論を行えた.

報告書

(4件)
  • 2005 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (29件)

すべて 2006 2005 2004 その他

すべて 雑誌論文 (16件) 図書 (9件) 文献書誌 (4件)

  • [雑誌論文] 現在, および将来に危険を招く身体活動量不足をいかに防ぐか2005

    • 著者名/発表者名
      竹中晃二, 相澤文, 後藤愛
    • 雑誌名

      学校保健研究 47

      ページ: 28-31

    • NAID

      10017098309

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2005 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] 運動心理学から見たスポーツ精神科医への期待2005

    • 著者名/発表者名
      竹中晃二
    • 雑誌名

      スポーツ精神医学 2

      ページ: 28-31

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2005 実績報告書 2005 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] 抑うつの心理的要因の共通要素-完全主義, 執着性格, 非機能的態度とうつ状態の関連性におけるネガティブな反すうの位置づけ-2005

    • 著者名/発表者名
      伊藤拓, 竹中晃二, 上里一郎
    • 雑誌名

      教育心理学研究 53

      ページ: 162-171

    • NAID

      110001889172

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2005 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] How to prevent from lack of physical activity for present and future health?2005

    • 著者名/発表者名
      Takenaka, K., Aizawa, A., Goto, A.
    • 雑誌名

      School Health 47

      ページ: 28-31

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2005 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] Expectation to sport psychiatrist in terms of Exercise Psychology2005

    • 著者名/発表者名
      Takenaka, K.
    • 雑誌名

      Sport Psychiatry 2

      ページ: 28-31

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2005 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] Common psychological factors and negative ruminant thought in relation tc depression2005

    • 著者名/発表者名
      Ito, T., Takenaka, K., Agari, I.
    • 雑誌名

      Japanese Educational Psychology 53

      ページ: 162-171

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2005 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] 現在および将来に危険を招く身体活動量不足をいかに防ぐか2005

    • 著者名/発表者名
      竹中晃二, 相澤文, 後藤愛
    • 雑誌名

      学校保健研究 47

      ページ: 28-31

    • NAID

      10017098309

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 有酸素運動が疲労感に与える影響および運動に伴う疲労感とセルフエフィカシーとの関連2005

    • 著者名/発表者名
      荒井弘和, 岡浩一郎, 堤俊彦, 竹中晃二
    • 雑誌名

      行動医学研究 11

      ページ: 1-6

    • NAID

      130005003410

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 抑うつの心理的要因の共通要素-完全主義、執着性格、非機能的態度とうつ状態の関連性におけるネガティブな反すうの位置づけ-2005

    • 著者名/発表者名
      伊藤拓, 竹中晃二, 上里一郎
    • 雑誌名

      教育心理学研究 53

      ページ: 162-171

    • NAID

      110001889172

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] Waseda Affect Scale of Exercise and Durable Activity (WASEDA)における構成概念妥当性および因子妥当性の検討2005

    • 著者名/発表者名
      荒井弘和, 松本裕史, 竹中晃二
    • 雑誌名

      体育測定評価研究 4

      ページ: 7-11

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 健康日本21と心の健康づくり:道具として運動を考える2004

    • 著者名/発表者名
      竹中晃二
    • 雑誌名

      心療内科 8巻2号

      ページ: 106-111

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 栄養士が行える運動指導:ライフスタイル身体活動量増強を意図した行動変容理論・モデルの適用2004

    • 著者名/発表者名
      竹中晃二
    • 雑誌名

      臨床栄養 104巻

      ページ: 539-544

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 子どもの身体活動習慣の改善-今こそ、必要なパラダイムシフト-2004

    • 著者名/発表者名
      竹中晃二
    • 雑誌名

      子どもと発育発達 2巻

      ページ: 287-292

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 身体活動増強の健康支援:行動変容理論・モデルの適用2004

    • 著者名/発表者名
      竹中晃二
    • 雑誌名

      教育と医学 9巻615号

      ページ: 27-35

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] トランスセオレティカル・モデル:TTMの概要2004

    • 著者名/発表者名
      竹中晃二
    • 雑誌名

      心療内科 8巻4号

      ページ: 264-269

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 小学生高学年における身体活動の多様性について2004

    • 著者名/発表者名
      上地広昭, 鈴木秀樹, 竹中晃二
    • 雑誌名

      健康支援 6巻

      ページ: 1-7

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [図書] 「現代のエスプリ」身体活動・運動と行動変容-始める,続ける,逆戻りを予防する-2006

    • 著者名/発表者名
      竹中晃二
    • 総ページ数
      212
    • 出版者
      至文堂
    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [図書] ストレスマネジメントー「これまで」と「これから」-2005

    • 著者名/発表者名
      竹中晃二
    • 総ページ数
      335
    • 出版者
      ゆまに書房
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2005 研究成果報告書概要
  • [図書] Stress management : past and future2005

    • 著者名/発表者名
      Takenaka, K.
    • 総ページ数
      335
    • 出版者
      Yumani Books
    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2005 研究成果報告書概要
  • [図書] 高齢社会における運動支援実践ガイド 高齢者の運動指導における心理的アプローチ(分担執筆)2005

    • 著者名/発表者名
      竹中晃二
    • 総ページ数
      438
    • 出版者
      文光堂
    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [図書] ストレスマネジメント-「これまで」と「これから」-2005

    • 著者名/発表者名
      竹中晃二
    • 総ページ数
      335
    • 出版者
      ゆまに書房
    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [図書] 新・心理学の基礎知識 高齢者のQOL2005

    • 著者名/発表者名
      竹中晃二(分担)
    • 総ページ数
      546
    • 出版者
      有斐閣
    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [図書] 身体活動増強のための行動変容マニュアル2005

    • 著者名/発表者名
      竹中晃二
    • 総ページ数
      149
    • 出版者
      ブックハウスエイチディ
    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [図書] 子どものこころとからだを強くする こころを癒す2005

    • 著者名/発表者名
      竹中晃二(分担)
    • 総ページ数
      232
    • 出版者
      市村出版
    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [図書] 身体活動増強のための行動変容マニュアル2005

    • 著者名/発表者名
      竹中晃二(監訳)
    • 出版者
      ブックハウス・エイチディ(印刷中)
    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [文献書誌] 竹中晃二: "介入に役立つ社会的動機づけ研究への期待"心理学評論. 46. 102-107 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 竹中晃二, 上地広昭: "成人患者を対象とした身体活動・運動セルフエフィカシー研究"健康心理学研究. 16. 60-81 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 荒井弘和, 竹中晃二他: "自己管理型の身体活動増強プログラムにおける目標設定の検討"健康支援. 6. 27-32 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 上地広昭, 竹中晃二他: "小学生高学年における身体活動の多様性について"健康支援. 6. 22-26 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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