研究課題/領域番号 |
15300259
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
|
研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 (2004-2006) 東京大学 (2003) |
研究代表者 |
小林 俊哉 北陸先端科学技術大学院大学, 科学技術開発戦略センター, 助教授 (90345140)
|
研究分担者 |
緒方 三郎 未来工学研究所, 知識社会研究グループ長 (60401949)
立瀬 剛志 富山大学, 大学院・医学薬学研究部, 助手 (30397228)
碇谷 勝 北陸先端科学技術大学院大学, ベンチャービジネスラボラトリー, 研究員 (60447696)
馬場 敏幸 法政大学, 経済学部, 助教授 (00359663)
|
研究期間 (年度) |
2003 – 2006
|
研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
|
配分額 *注記 |
16,200千円 (直接経費: 16,200千円)
2006年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
2005年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2004年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
2003年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
|
キーワード | アウトリーチ / 広報分析 / 技術プランディング / 研究者集積度評価 / 科学政策評価 / 研究プロセス評価 / 国立大学ブランド資産価値評価 / 技術ブランディング / 研究者集積度 / 21世紀COE拠点間比較 / 大学ブランディング / システム思考的アプローチ / デルファイ式技術予測 / 科学技術基本計画 / COE研究拠点間比較 / 研究評価 / 科学技術政策 / 定量評価 / 産業連関 / 学際研究 / 文理融合研究 / 市場化 / 産学連携 |
研究概要 |
本基盤研究(B)においては、当初研究目的において次の2点を目標とした。 (A)研究評価における定量的指標の拡大可能性について実証的調査を通して明らかにする。(B)次に「国の研究開発全般に共通する評価の実施の在り方についての大綱的指針」(平成9年)において、学術研究の特性に留意した評価手法の採用が求められた。以上2つの目標に関する研究成果として大きく以下の2点が挙げられる。 一点目として平成16年度に概念形成を行った、大学における「研究者集積度」を定量的評価指標とする新しいアイディアの具現化である。21世紀COE事業の中間評価においては、研究拠点形成進捗状況が拠点評価の一つの主眼となっており、特に人材の要素は研究者集積度と密接な関係があるので、当該指標は人材面での拠点形成の指標として実効性を持っものと考えられた。このことにより研究者集積度という定量的な指標により競合研究機関と比較考量が可能になるということが16年度に検討された。その結果を踏まえて17年度においては、平成13年度と平成16年度で、平成14年度にCOE拠点として採択された各拠点大学における研究者数の比較を実施した。二点目に17年度に従来企業等のブランド資産価値の定性・定量評価で活用されてきた「広報分析」を応用した定量・定性評価手法の開発である。その内容は国立大学における研究成果が社会的にどのような評価を受けているかをマスメディア等に掲載された記事件数と内容を基に定性分析と定量分析を行うことである。この研究成果から新たに国立大学のアウトリーチを定量評価する可能性が見出された。 また応用研究として文部科学省によるデルファイ式技術予測調査結果のデータを活用し、政府による大学等の基礎研究振興施策の実効性について評価を行う手法を考案した。その他研究プロセスを対象とする研究評価の可能性に関する他の調査研究プログラムと交流を行った。
|