研究概要 |
本年度以下の研究を実施した。 (1)遠隔研修の実用化及び実証的研究 (2)多様な接続形態を想定したシステムの改良 (3)研究のまとめ (1)では,前年度後半の実証実験を再度実施し,実際の授業での利用を行った。制度的な問題は依然として大きく、正式実施には大きな壁がある。しかしながら、実施の重要性、有効性の認識は広がり、大学全体として制度を変えていこうという動きが出てきた。遠隔で受講した場合の学習者評価の問題についても,実施方法,内容について検討を進めた。 (2)では,より多様なニーズに応えるために、移動先等からもアクセスを可能とするシステムの開発を行った.携帯電話による動画転送技術を利用し、携帯電話から参加できる多地点テレビ会議システムも利用できるようになってきた。また,PDAやウェアラブルコンピュータによる接続,街中無線ネットワーク等の整備も進むことが予想されており,様々な場所から研修に参加できるようになった.CMSの一つであるXoopsを用いて開発した多様なアクセスに対応できるシステムを用い、富山大学に設置するサーバで運用を行った.
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