研究課題/領域番号 |
15300274
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
師玉 康成 信州大学, 工学部, 教授 (20226129)
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研究分担者 |
中村 八束 信州大学, 工学部, 教授 (50021019)
不破 泰 信州大学, 工学系研究科, 教授 (00165507)
和崎 克己 信州大学, 工学系研究科, 助教授 (70271492)
新村 正明 信州大学, 工学部, 助教授 (20345755)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
15,600千円 (直接経費: 15,600千円)
2006年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2005年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2004年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
2003年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
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キーワード | 遠隔教育 / インターネット大学 / CAIシステム / マルチメディア / ストリーミング配信 / セキュリティ技術 / プルーフチェッカ / 教育システム情報工学 / マルチメディアコンテンツ / CAI / インターネット大学院 / CMS / グループディスカッション |
研究概要 |
補助金が交付された期間(2003〜2006年度)に、本研究プロジェクトは、文字・音声・映像のメディア情報を複合した、より判りやすいCAI教材の研究開発を目標として、CAIコンテンツの改善のためにマルチメディアを利用し、以下の項目に関する高度化研究を実施した。 (1)マルチメディアCAIシステムの設計・高度化研究 (2)マルチメディアコンテンツの配信技術の検討 (3)コンテンツに関わるセキュリティ技術の高度化 インターネット上で修士課程の講義科目が受講可能、かつ単位取得が可能な「インターネット大学院」プログラムは、文部科学省の大学院設置基準改定(平成13年3月)後、国公立大学では信州大学が初めて開始したものである。情報工学専攻コースにおける入学生のうち、このインターネット利用によるWeb遠隔受講者(主に社会人)は、2007年3月末現在175名であり、社会的需要が非常に高いことが実証されている。 WBT技術の高度化、とりわけメディアミックスと配信技術に関する検討は、この大学院プログラムの発足当初時から現在に至るまで、遠隔教育工学分野において最も重要なテーマの一つになっている。本大学院遠隔教育プログラムのように、この分野の研究成果を遅滞無く実環境(教育現場)で評価可能な「実験場」は少ない。我々が取り組んでいるこのインターネット遠隔教育プログラムは当にWBTのための「厳しい」実環境を提供しているものであり、この分野の研究開発と評価を加速するプラットフォームとして非常に有効に機能してきている。 本プロジェクトで得られた研究成果も、このプラットフォーム上での実証実験を経て有効性が確認されたものであり、この分野の今後の研究発展に有用かつ実効的な知見を提供しているものと考える。
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