研究課題/領域番号 |
15310033
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
石井 哲郎 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (20111370)
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研究分担者 |
熊谷 嘉人 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (00250100)
柳川 徹 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 講師 (10312852)
蕨 栄治 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 講師 (70396612)
伊東 健 筑波大学, 基礎医学系, 講師 (10323289)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
15,600千円 (直接経費: 15,600千円)
2005年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
2004年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
2003年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
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キーワード | Prx I / Fe-NTA / HO-1 / A170 / Nrf2 / CD36 / A549 / フェナントラキノン / ニトロキシルラジカル / スルフォラファン / HSP70 / ヒ素 / キノン / Cu,Zn-SOD / パーオキシレドキシン |
研究概要 |
1.ディーゼル排出物含有フェナントラキノンの細胞毒性について フェナントラキノンが強い細胞毒性を持ち、細胞死を誘導することを示した。 鉄キレータのフェナントロリンがこの細胞毒性を防御することを見出した。 2.ヒ素の細胞毒性について ヒ素化合物が生体防御系の転写因子Nrf2を活性化し、HO-1、Prx I、A170の転写活性化がおきることを見出した。A170についてはタンパク質がユビキチンと結合して蓄積することを見出した。Nrf2活性化剤のスルフォラファンがヒ素毒性を緩和することを初めて見出した。 3.生活習慣病モデルマウスの解析 抗酸化酵素パーオキシレドキシン1(Prx I)遺伝子破壊マウスを作製した。鉄錯体(Fe-NTA)の投与で肝臓と腎臓の組織障害が多く見られた。また、Prx I欠損マウスにおいて安定なニトロキシルラジカル化合物の消去速度が有意に遅いことが明らかになった。シグナル伝達因子A170遺伝子破壊マウスを作成した。このマウスは過食肥満が起き、インスリン抵抗性が見られた。
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