研究課題
基盤研究(B)
当該研究においては独自に開発した相転換インプリント法を適応内分泌攪乱物質に適応し、選択的分子結合容量と分子認識能を有するインプリントフイルターの創成が可能となった。特にその調整に簡便性を兼ね備えた技術として、新たに、ハイブリッドインプリント手法を確立した。すなわち、ビスフェノール類の認識吸着特性を有する架橋重合により得られたインプリントポリマー粉末を、汎用性ポリマーとハイブリッドし、相転換法を適応してフイルターとする方法である。これにより液体系膜に加えて気相系でのニコチン等の物質の収着にも適応が可能であるかを検討もした。特に水系ではこれはこれまでにない高選択で高い捕捉容量を有する膜状の素材であることが実証でき、極希薄で存在する内分泌攪乱化合物の濃縮に最適であり、環境ホルモンリスクを低減できる系として極めて意義のある研究結果が得られた。
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