研究課題/領域番号 |
15320015
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
宗教学
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
SWANSON Paul (スワンソン ポール) 南山大学, 人文学部, 教授 (20229272)
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研究分担者 |
ハイジック ジェームズ 南山大学, 人文学部, 教授 (00131201)
渡辺 学 (渡邉 学) 南山大学, 総合政策学部, 教授 (20192817)
奥山 倫明 南山大学, 人文学部, 助教授 (30308928)
キサラ ロバート 南山大学, 人文学部, 教授 (80278308)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
14,600千円 (直接経費: 14,600千円)
2005年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
2004年度: 5,700千円 (直接経費: 5,700千円)
2003年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
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キーワード | 宗教学 / 国際化 / 研究機関の交流 / ネットワーク / 国際比較研究 / 研究機関の調査 / 国際研究者交流 / 多国籍 |
研究概要 |
本研究は、海外の宗教研究機関における研究活動の概要を調査する中で、どのように国際化を推進してきたか、その改革の実情を調査研究する目的であった。それにより、各機関が推進してきた国際化と国際交流の特色を明らかにすることで、宗教学に依拠する宗教研究機関が国際化を推進する上での今日的課題を摘出し、それを各研究機関との間で共有することにより、今後、さらに国際化を推進する上での基点とすることを目指す国際比較研究である。具体的には資料収集、各研究機関の訪問、各研究機関代表の日本への招聘によるセミナーの開催や日本国内研究機関の訪問見学を通じて、宗教学の国際化の推進について調査を進めることで、本研究自体もまた一つの国際化の試みとなることを目指すものである。平成15年度のアメリカ宗教学会でのパネル発表を経て、17年3月の国際宗教学・宗教史学会(IAHR)東京大会などにおいて本研究の成果を公表し、18年3月中に成果をまとめることとした。 その結果として、三年間で19カ国の50箇所以上の研究機関を訪問し、調査を行った。訪問対象となった研究機関・国・研究者などはさらに多いが、インターネットに掲載可能なアンケートの結果は47機関から回答を得られた。(詳細についてはwww.nanzan-u.ac.jp/SHUBUNKEN/Purojekuto/を参照。)特徴としては、今まで注目されていない地域(東ヨーロッパ、南米、アジア諸国)の研究機関や研究者を訪問することによって、国際的な関係を非常に広い範囲で構築することができたという点が挙げられる。 また、三年間の研究プロジェクトをまとめる意味で、訪問・調査した研究機関の代表者5名を招聘し、国内の研究者を含めて18年1月27日〜29日に「宗教研究の国際化をめぐる諸問題-世界各地の研究教育機関における国際協力」のテーマでワークショップを開催した。
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