研究課題/領域番号 |
15320071
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 聖路加看護大学 |
研究代表者 |
深谷 計子 聖路加看護大学, 看護学部, 助教授 (00238445)
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研究分担者 |
堀場 裕紀江 神田外語大学, 大学院・言語研究科, 教授 (40316831)
田近 裕子 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (80188268)
成田 真澄 東京国際大学, 言語コミュニケーション学部, 教授 (50383162)
村杉 恵子 南山大学, 外国語学部, 教授 (00239518)
井佐原 均 独立行政法人情報通信研究機構, 自然言語, グループ長 (20358881)
小西 正恵 立正大学, 法学部, 助教授 (60247187)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
16,200千円 (直接経費: 16,200千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2004年度: 6,300千円 (直接経費: 6,300千円)
2003年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
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キーワード | 語彙 / 英文読解 / 第二言語習得 / コーパス / 第一言語習得 / ハイパーテキスト / コロケーション / チャンク |
研究概要 |
本研究では、学習者がどのようにしたら学校教育において適切な語彙を習得できるかを探るため、第二言語における語彙習得を2つの視点-心理言語学的視点とコーパス言語学的視点-から捉えた。まず、語彙とは何かを知るためにセミナーや月に1回の研究会を通して、語彙を考える時の切口(例えば学習者の語彙の「広さ」と「深さ」、「受容語彙」と「発表語彙」など)を再確認し、測定方法について考えた。こうして語彙の本質について理論研究を行った一方、語彙習得と認知の関係を調べる計画を実行し、その成果を複数の海外の学会で発表して論文にまとめた。 成果の学会発表は平成15年度が4件(海外3件)、16年度が4件、17年度が7件(海外4件)、18年度が5件(海外4件)であった。本研究は平成17年に中間報告書、平成19年に報告書を作成し、報告書には他では発表していない独自の論文を掲載した。中間報告書掲載分として、「第二言語習得における語彙の広さと英文読解」(深谷)、「読解タスクと語彙習得」(堀場・深谷)、「Early lexical acquisition」(村杉・中谷)、「英語接続語句の学習支援ツール作成」(成田)、「Phonological recoding in visual word recognition in Japanese-English bilinguals」(尾崎)、「Depth of vocabulary knowledge in second language acquisition」(田近)がある。最終の報告書掲載分には、「「The Ontology of functional categories」(村杉・中谷)、「Choice of vocabulary in clinical English」(野田)、「Crosslinguistic influence in Ls vocabulary acquisition」(奥脇)、「Effective reading speed test for EFL learners」(小谷・井佐原)がある。 本研究では、英語の能力・語彙の大きさ・トピックへの興味・テクストの難易度の間に興味深い関係が見られた。また、理論的には文脈中での語彙の習得の重要性が唱えられているが、実験では立証できなかった。
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