研究課題/領域番号 |
15320099
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
山辺 規子 奈良女子大学, 文学部, 教授 (00174772)
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研究分担者 |
斎藤 寛海 (斉藤 寛海) 信州大学, 教育学部, 教授 (00020628)
大黒 俊二 大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 教授 (50152096)
高橋 友子 神戸女学院大学, 文学部, 教授 (00299075)
徳橋 曜 富山大学, 人間発達科学部, 助教授 (30242473)
城戸 照子 大分大学, 経済学部, 助教授 (10212169)
北田 葉子 福岡女子大学, 文学部, 助教授 (30316161)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
13,700千円 (直接経費: 13,700千円)
2006年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2005年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2004年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2003年度: 4,900千円 (直接経費: 4,900千円)
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キーワード | 中世イタリア / 近世イタリア / 地方文化 / 都市と環境 / ジェンダー / 都市と水 / 宮廷社会 / 領域国家 / 地方文化の発展 / 宮廷文化 / ヴェネツィア / 都市の城壁 / 都市と農村 / 都市文化 / 地中海の商業文化 / 文化伝播 / ジェンダーと文化 / 農村環境 |
研究概要 |
本研究は、1.史料収集(イタリア地方史雑誌および、イタリア中世・近世史関連図書)2.海外調査と国際セミナーの開催 3.若手を含む研究会の3つの柱で、個性的なイタリア各都市とその環境、他の都市とのつながりについて、検討し、広い意味で「人と環境」の持つ意味を明らかにすることを目標とした。 このうち、1.についてはローマ、ロマーニャ、リグリア、ウンブリア地方史の雑誌、フランチェスコ会関係雑誌、ダティーニ研究所の叢書、フランス・ローマ研究所の叢書ヴェネツィア史をはじめ、イタリア中世・近世史に関わる図書を備えた。 2.については、6名が海外調査に赴き、具体的な史料調査、イタリアの研究者との意見交換、都市的景観の調査をおこなった。国際セミナーは2回開催(M.G.Muzzarelliボローニャ大学教授・M.Dal Borgoヴェネツィア国立古文書館館員)し、広く外部の研究関係者の参加を得た。 3.については、毎年2回関西イタリア史研究会、中・近世イタリア史研究会と共催で、研究会を開催し、若手の研究発表を支援した。このうち1回は、ミニシンポジウムとして「中世イタリアのmura(城壁)」を開催して、統一したテーマに関する意見の交換をおこなった。 本研究の成果は、最終年度に刊行した科研報告書の内容にさらに手を入れ、関係する研究者の論考も加えて、論文集として刊行すべく準備を進めている。また同時に、その成果を広く一般に還元するために、『中・近世イタリアイタリア都市社会史研究入門』する予定である。
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