研究課題/領域番号 |
15330011
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際法学
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研究機関 | 東洋英和女学院大学 |
研究代表者 |
栗林 忠男 東洋英和女学院大学, 国際社会学部, 教授 (60051455)
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研究分担者 |
杉原 高嶺 近畿大学, 法科大学院, 教授 (30004154)
青木 隆 清和大学, 法学部, 教授 (50265534)
加藤 信行 北海学園大学, 法学部, 教授 (60169513)
河野 真理子 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (90234096)
小寺 彰 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (80107490)
坂元 茂樹 神戸大学, 大学院・法学研究科, 教授 (20117576)
田中 則夫 龍谷大学, 法学部, 教授 (40148391)
植木 俊哉 東北大学, 大学院・法学研究科, 教授 (00160151)
深町 公信 関東学園大学, 法学部, 教授 (00199168)
水上 千之 広島大学, 法学部, 教授 (60115277)
明石 欽司 慶應義塾大学, 法学部, 助教授 (00288242)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
12,900千円 (直接経費: 12,900千円)
2006年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2005年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2004年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2003年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
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キーワード | 国際法 / 海洋法 / 領海 / 公海 / 排他的経済水域 / 大陸棚 / 深海底 / 接続水域 / 国連海洋法条約 / 国際海峡 / 島の制度 / 海洋科学調査 / 海上犯罪 / 海洋汚染の防止 / 海洋紛争の解決 / 海洋法の歴史 / 第三次海洋法会議 / 海洋紛争 |
研究概要 |
研究代表者および研究分担者は、平成13年度以降、研究グループ「日本海洋法研究会」を結成しており、日本海洋法研究会の研究成果が本科学研究費補助金研究の成果でもある。 日本海洋法研究会では、当初、息の長い共同研究を行っていくためには、基礎的な視座を確定する必要があることが認識された。そこで、まず海洋法が長期にわたる国家慣行をもとに形成されたという特徴に着目して、その理論史的、制度史的な整理が必要であると考え、平成16年度までは、海洋法の歴史に関する研究にあてた。 研究会の第1期にあたるこの研究では、21件の個別報告と総合的な討論によって、従来類例を見ない多角的な視点に基づく海洋法の歴史に関する詳細な研究としての成果を上げ、その成果は、日本海洋法研究会叢書「現代海洋法の潮流」第1巻『海洋法の歴史的展開』として平成16年に有信堂から刊行された。 研究会の第2期にあたる平成17年度と平成18年度には、歴史研究の成果をふまえて、海洋法制度の発展のきっかけとなった事例をとりあげ、その事例の性質が後の個別制度形成にいかなる影響を与えたかを多角的に分析する研究を行った。 この研究の成果は、叢書第2巻『海洋法の主要事例とその影響』として、平成19年3月に刊行された。 このような研究活動を行うのと同時に、海洋法分野における国際研究協力も積極的に行い、平成18年10月には、中国海洋法学会と共催で、中国・北京の清華大学において日中海洋法ワークショップを開催した。
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