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知的及び精神障害者によるコンピュータ・ワークの事業化に関する研究-障害者就労を通じた地域活性化事業のアクション・リサーチ-

研究課題

研究課題/領域番号 15330128
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会福祉学
研究機関広島国際学院大学

研究代表者

目黒 輝美  広島国際学院大学, 現代社会学部, 教授 (50320023)

研究分担者 池本 良教  広島国際学院大学, 現代社会学部, 助教授 (10341190)
眞鍋 知子  金沢大学, 法学部, 助教授 (70320025)
研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
7,700千円 (直接経費: 7,700千円)
2004年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2003年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
キーワードアクション・リサーチ / 障害のある青年 / コンピュータ・ワークショップ / 町の活性化 / グリーンツーリズム / 障害者 / 就労 / コンピュータ・ワーク / 地域活性化 / 産業振興 / 都市農村交流
研究概要

研究成果としては、(1)知的障害のある青年のコンピュータ教育の可能性を実証できたことと、アクション・リサーチによる参加者のエンパワーメントの有効性の検証、(2)南光ひまわりファンクラブのアンケートによる「Nひまわりファンクラブ」の可能性についての展望、(3)町の活性化をめざすプロジェクトの立ち上げとその活動及びメールマガジンの発行による都市住民に対する情報発信の足がかりを作ったことである。
知的障害のある青年のコンピュータ教育の成果が、社会福祉法人H作業所におけるコンピュータ・ワークショップの設置という結果を生み出し、新人の知的障害のある青年が、コンピュータ教育に参加し、コンピュータ・ワークの事業化にむけて研鑚をはじめている。先輩として青年Oは、これら新人のコンピュータ教育の協力者として、グループの活動記録係など、自主的な活動を展開している。この力は、アクション・リサーチにより培われたものであり、小学生時代にいじめられたトラウマからの解放への展望につながっている。
Nひまわりファンクラブについては、南光町からの委託事業化を目指していたが、N町が平成17年10月に合併して、S町となることが確定したので、幻の計画となってしまった。ひまわり祭りが、S町になっても継続するかどうかは現在未定であるが、S町もN町を少し大きくした程度の農村の町であり、自然を生かしたグリーン・ツーリズムの可能性は、幅が広がりすれ小さくなることはない。新しい町の方針にも観光が大きく取り上げられているので、S町に働きかけて「ファンクラブ」の結成を考えることができる。
町の活性化に関わっては、作業所が立地する集落で、山林・農地や作物などの地域の資源を管理し活用することをめざした「S山の会」の結成と、これらの組織が協力して開催したいくつかのイベントに見られるように、地域住民の組織化はその端緒を開きつつあるといえるであろう。

報告書

(3件)
  • 2004 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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