研究課題/領域番号 |
15330149
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
平木 典子 日本女子大学, 人間社会学部, 客員研究員 (50238870)
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研究分担者 |
飯長 喜一郎 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (30092125)
中釜 洋子 東京大学, 教育学研究科, 助教授 (40272489)
野末 武義 明治学院大学, 心理学部, 講師 (00348434)
宮原 るり子 日本女子大学, 人間社会学部, 助手 (30366801)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
8,700千円 (直接経費: 8,700千円)
2005年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2004年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2003年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
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キーワード | 心理教育プログラム / 子育て支援 / ジェンダー / 親子コミュニケーション / 夫婦発達 / アサーティブな子育て / サポートネットワーク / グループワーク / コミュニケーションの活性化 / 親のエンパワーメント / 子育てと障害 / 親の自己理解 / 親子・夫婦関係理解 / 子育て支援心理教育プログラム研究会 / 家庭支援センター / リスクファクター / 夫婦関係支援 / ジェンダー観 / 年齢別・問題別プログラム / 家族強化(Family Strengthening) |
研究概要 |
本研究は、現代の激増する子育ての問題に対して、(1)臨床心理学および家族心理学の視点より家族機能の健全性を捉えなおし、(2)子育て期の家族支援のための新たな心理教育プログラムを開発することを目的とした。3年にわたる研究成果は以下の通りである。 1.日本とカナダにおける家族機能のエンパワーに関する資料及び構造化されたプログラムについて、(1)親子関係の発達をいかに支援するか(2)成人の男性および女性における育む力と親密性をいかに促進するか、という視点より資料収集・訪問調査を実施。調査の結果、プログラムの基本を「心理教育的アプローチ」におくという展望を確認。(2003年度) 2.カナダにおける子育て支援の多様性と心理教育的親支援プログラムの内容を日本カウンセリング学会における自主シンポジウム、明治安田こころの健康財団における公開講座、学会誌、他刊行物へ公表。(2004年度) 3.臨床心理士・保育士・幼稚園教諭・教師・子ども家庭支援センターのスタッフを中心とした「子育て支援心理教育プログラム研究会」の発足、および試行プログラムの作成。(2004年度) 4.(1)ジェンダーと夫婦発達を意識した養育の検討、(2)子育て支援の現場で実施可能な一般向け子育て支援心理教育プログラム案の作成とプログラムの効果の調査。(2005年度) 5.「グループにおける自己紹介」「親子のコミュニケーション(パート1、2)」「一人で抱えない子育て」「お父さんの子育て・カップルの子育て」「アサーティブな子育て」の5部から成る子育て支援心理教育プログラム(Psycho-Educational Programs for Parenting : PEPP)の基本形の完成。(2005年度) 6.シンポジウム「子育て支援の広がり:子育てと障害」を開催。産後うつ病の母親や、発達障害児を持つ親、情緒障害児の療育などの視点から、特別な注意や支援を要する家族への支援・サポートネットワークのあり方を紹介・探求。(2005年度)
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