研究課題/領域番号 |
15330201
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
七木田 敦 広島大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (60252821)
|
研究分担者 |
山崎 晃 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (40106761)
立元 真 宮崎大学, 教育文化学部, 助教授 (50279965)
前田 泰弘 東北福祉大学, 福祉学部, 助教授 (10337206)
|
研究期間 (年度) |
2003 – 2005
|
研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
|
配分額 *注記 |
4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2003年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
|
キーワード | 虐待予防 / 養育スキルアップ / 応用行動分析 / 子育て支援 / 虐待防止 / 家族支援 / 養育スキル / 親トレーニング / 養育ストレス |
研究概要 |
地域子育て支援センター事業は、様々な成果が報告されはじめてきている。特に、子育て相談の他にも、具体的な育児や家庭指導、センターの業務とする母親のグループやサークル活動の育成など、育児ストレスの軽減に役立ってきている。ところが近年増加してきている幼児虐待家庭に対しては、なかなかそのための支援が届かないのが実情である。本研究では、.そのような課題に対し、虐待の原因を、養育スキルの未熟さと育児情報の不足という点からとらえ、スキル向上のための応用行動分析の手法を用いた親トレーニングを子育て支援センターの活動に位置づけ、実施しその効果を検証することを目的とした。 本年度は地域子育て支援センターの参加してる母親をその利用形態によって、(1)センターが設定した支援を受けるグループ(設定グループ)、(2)自分たちがを参加を呼びかけ、支援内容も自分たちで協議実行するグループ(自己運営グループ)に分け、支援実施期間の前後で、養育に対する態度や意識の変化について分析を行った。その間、両親指導(全5回)を実施した。両親指導にあたっては、地域子育て支援センターを利用し、応用行動分析の手法によるグループトレーニングを実施した。また地域での子育て経験の共有化のために自己運営グループにおいては、母親同士のピアカウンセリングを実施した。結果から養育者が、容易に参加しやすく継続できるように地域子育て支援センターの活動特色を生かしたグループトレーニングおよびピアカウンセリングを含んだ家庭指導プログラムにおいて、虐待予防や意識の変化に一定の効果があることが示唆された。
|