研究課題/領域番号 |
15340121
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
町田 一成 岡山大学, 自然科学研究科, 教授 (50025491)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
14,100千円 (直接経費: 14,100千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2004年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
2003年度: 7,700千円 (直接経費: 7,700千円)
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キーワード | フェルミ中性原子集団 / フェッシュバッハ共鳴 / BCS超流動 / Bogoliubov-deGennes / Fulde-Ferrell / 量子渦 / ボーズ・アインシュタイン凝縮 / スピナー凝縮 / マーミン・ホー渦 / ケルビン波 / ツカチェンコ波 / 渦格子 |
研究概要 |
フェルミ中性原子集団に磁場を加えフェッシュバッハ共鳴を誘起すると相互作用を自在にコントロールできる.この効果を用いて強い引力系を作り出しBCS超流動状態の実現にいくつかの実験グループが成功した.クーパー対を形成するスピン上向きと下向きの原子数を同数からずらしたときどのような超流動が出現するのか実験・理論の両方から興味がもたれている.当研究においてBogoliubov-de Gennes方程式をできるだけ現実に即して解くことによってこの課題を研究した.結論は絶対ゼロ度ではずれのいかんに依らずにギャップ関数が符号変化するFulde-Ferrell-Larkin-Ovehinnikov状態が実現する.この系の温度とずれの平面での相図を求めることに成功し,最近行われた二つのグループによる実験を説明することができた.
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