研究課題/領域番号 |
15340163
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
超高層物理学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小嶋 浩嗣 京都大学, 生存圏研究所, 助教授 (10215254)
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研究分担者 |
橋本 弘藏 (橋本 弘蔵) 京都大学, 生存圏研究所, 教授 (80026369)
大村 善治 京都大学, 生存圏研究所, 教授 (50177002)
臼井 英之 京都大学, 生存圏研究所, 助教授 (10243081)
八木谷 聡 金沢大学, 自然科学研究科, 助教授 (30251937)
篠原 真毅 京都大学, 生存圏研究所, 助教授 (10283657)
松本 紘 京都大学, 生存圏研究所, 教授 (00026139)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
16,000千円 (直接経費: 16,000千円)
2006年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2005年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2004年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
2003年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
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キーワード | 低ノイズプリアンプ / アンテナインピーダンス / プラズマ波動 / 宇宙プラズマ / アナログASIC / 計算機実験 / 光電子 / 小型観測器 / 低ノイズプルアンプ / 軽量電界アンテナセンサー / スピン軸電界アンテナ / 炭素繊維 / プラズマ波動観測器 / オンボード相関計算 / 電界センサー / 実効長 / Pickup factor / アンテナシース / ラングミュア波 |
研究概要 |
1.低ノイズプリアンプの開発:自然現象としての電界信号のダイナミックレンジは非常に広い。数nV/m程度の弱いレベルから数mV/m程度までの大きなものまで存在しており、これらの信号を計測できるシステムが必要である。特に、低レベル側では初段のプリアンプのノイズレベルが重要で本研究では、この低ノイズ化に取り組み、入力換算で数nV/sqrt(Hz)、帯域は数10MHzまでのびているプリアンプの開発に成功した。 2.小型軽量型の炭素繊維による電界アンテナセンサー:衛星のスピン軸方向に展開するアンテナセンサーは丈夫で軽量である必要がある。その候補となっている炭素繊維によるアンテナの電気的特性を評価し、実用に十分であることを示すことができた。 3.電界センサーオンボードCalibration/Impedance計測システム:衛星の機上において較正やアンテナインピーダンスを計測するシステムを考案した。特にアンテナインピーダンス計測では、同期検波方式による新しい手法を提案した。 4.アンテナインピーダンスに関する計算機実験:アンテナ形状や衛星の形状を3次元の計算機実験内に取り込むことが可能になるコードを開発した。更に、それを用いて、光電子、衛星の影の影響がアンテナインピーダンスにどのような影響が出るのかを評価できるシステムを構築し、定量的なアンテナインピーダンスを現実に近いモデルで見積もることが可能となった。 5.高機能・小型電界観測器の開発:次世代の電界観測システムとしてそのアナログ部をチップ化したシステムについての検討を行った。
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