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ピエゾ薄膜複合によるスマートFMAの試作研究

研究課題

研究課題/領域番号 15360137
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 知能機械学・機械システム
研究機関岡山大学

研究代表者

鈴森 康一  岡山大学, 大学院・自然科学研究科, 教授 (00333451)

研究分担者 神田 岳文  岡山大学, 大学院・自然科学研究科, 講師 (30346449)
研究期間 (年度) 2003 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
15,200千円 (直接経費: 15,200千円)
2005年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
2004年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
2003年度: 6,300千円 (直接経費: 6,300千円)
キーワードソフトアクチュエータ / 圧電材料 / 圧電性高分子材料 / FMA / 変位センサ / 機能性薄膜 / ペーストインジェクション / アクチュエータ / ラバチュエータ / ピエゾ薄膜 / 触覚センサ / ロボットハンド
研究概要

本研究の目的は,近年,医療・福祉分野をはじめ,ロボティクス・メカトロニクスの分野で注目を集めているソフトアクチュエータの知能化である.ソフトアクチュエータへの搭載に適した柔軟な構造を持つ柔軟変位センサに着目し,ソフトアクチュエータの一種であるFMA(Flexible Microactuator)と呼ばれるアクチュエータ表面に搭載可能な柔軟センサを作成し,ソフトアクチュエータの知能化を実現することを目標とした.
本研究においては,ペースト状の材料を用いることによる形状の自由度の高さに着目し,二種類のソフトアクチュエータ用変位検出センサの試作・評価を行った.
導電性塗料を用い,変形時に発生する導電性の変化を通して変位を検出するセンサについては,平板型のセンサの試作,センサパターンの最適化,FMA駆動への適用を行った.
圧電性高分子の変形時に生じる発生電荷量により変位を検出するセンサでは,試作したセンサによる屈曲量の検出,伸長量検出センサの試作・評価,FMA変位量検出への適用を実現した.
いずれの方式のセンサでも,FMAをはじめとするソフトアクチュエータへ十分利用可能であることを確認した.また,これらのセンサを作製するために,ペーストインジェクションシステムを利用した.パターニングにこのペーストインジェクションシステムを使用することで,作成プロセスの簡略化と3次元曲面へのパターニングを実現した.この手法は今回の材料・用途に限らずセンサ・アクチュエータの作成方法として広く応用可能と考えられる.
また,水熱合成法による圧電薄膜を用いた振動子を接触検出に用いる.アクチュエータ先端の曲面に対応する接触検出センサを試作し,接触検出が可能であることを示した.

報告書

(4件)
  • 2005 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書

URL: 

公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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