研究課題/領域番号 |
15360230
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木材料・施工・建設マネジメント
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
中村 秀明 山口大学, 大学院理工学研究科, 助教授 (20207905)
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研究分担者 |
宮本 文穂 山口大学, 大学院理工学研究科, 教授 (10093535)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
14,400千円 (直接経費: 14,400千円)
2006年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2004年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2003年度: 9,800千円 (直接経費: 9,800千円)
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キーワード | 社会基盤構造物 / 維持管理 / 劣化損傷 / データベース / 意志決定 / 点検支援 / 情報共有 / 情報システム / 構造物劣化 / XML / モニタリング / 調査・点検 / インターネット |
研究概要 |
我が国は、道路橋を含む膨大な量の社会資本ストックを抱えており、今後老朽化する社会資本ストックの維持管理が深刻な問題となる。社会資本ストックの維持管理の問題は、先進国だけの問題ではなく、発展途上国においても重要な問題であり、これらの情報を全世界で共有する必要がある。 本研究の主な目的は、社会資本ストックの維持管理マネージメントを戦略的に行う枠組みを作ることにある。社会資本ストックの維持管理マネージメントには、膨大な知識および豊富な経験が必要であることから、専門技術者の知識や経験を整理、継承するとともに、これらのノウハウを広く普及する必要がある。構造物の維持管理においては、一番重要なことは、劣化状況、損傷状況などに関する調査・点検が適切に行われており、その記録が管理され、維持管理に活用されていることである。本研究では、情報技術を活用し、データ共有の枠組みを構築するとともに、維持上必要となる、調査・点検データの効率的な収集や整理について検討を行った。具体的には、情報ネットワークを介したデータベースシステムや維持管理情報検索システム、点検データ入力補助システムなどを構築した。このシステムは、XLMを用いてデータの標準化が図られたおり、日本国内のみならず、簡単な修正を行うことにより全世界で利用が可能である。さらには、今後は、構造物の数に比べて、点検できる専門技術者が不足することが予想されることから、構造物の遠隔モニタリングシステムについても検討を行った。
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