研究課題/領域番号 |
15360417
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
反応工学・プロセスシステム
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
平尾 雅彦 東京大学, 大学院工学系研究科, 助教授 (80282573)
|
研究分担者 |
福島 康裕 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (40345096)
|
研究期間 (年度) |
2003 – 2005
|
研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
|
配分額 *注記 |
9,200千円 (直接経費: 9,200千円)
2005年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2004年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2003年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
|
キーワード | 化学プロセス / 環境影響 / ライフサイクルアセスメント / パレート最適 / プロセスシミュレーション / エコ効率分析 / PETリサイクルプロセス / 情報基盤 / 産業洗浄プロセス / 多目的関数最適化 / パレート最適化 / PETリサイクル |
研究概要 |
1.化学プロセスの環境影響の評価手法の開発 化学プロセスの設計において、(1)総合的な評価手法、(2)対象プロセスの導入によるプロセス外のシステムの変化の評価手法、(3)設計段階での評価に伴う不確実性の評価手法を、プロセス設計初期段階における評価支援のために体系化した。また、化学物質を多用する産業洗浄プロセスについて、利用する化学物質や排出形態に応じた環境影響評価項目の選定手順とその評価手法について検討を加え、その手順を体系化した。 2.環境影響評価結果のプロセス設計への情報フィードバック手法開発 PETのリサイクルプロセスの例について、物質設計、材料設計からプロセス設計に至るまでのプロセスライフサイクルのアクティビティの詳細なモデル作成を行った。各アクティビティで意志決定される項目とそれに必要な情報項目を解析した。代替案を提案し、各代替案をプロ立スモデルとして表現することを支援するシステムの概念設計を行った。 3.経済評価や環境影響評価など複数評価意志決定あるいは多目的関数最適化の手法開発 多数の環境影響評価指標を一指標に統合する手法と多数の指標を独立に考慮するエコ効率解析のような手法を利用者が実用的に利用できるようなシステムとして設計した。 4.ライフサイクル情報獲得し、設計を支援するための情報基盤としての実装 代替案生成、プロセス合成、プロセス設計、システム評価、決定までを支援する全体システム基盤の概念設計を完了した。 今後は、設計した情報基盤の実装を進め、具体的なデータによって実行できる環境を構築する。
|