研究課題/領域番号 |
15360432
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
町田 正人 熊本大学, 工学部, 教授 (70211563)
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研究分担者 |
池上 啓太 熊本大学, 工学部, 助手 (60372786)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
6,700千円 (直接経費: 6,700千円)
2004年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2003年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
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キーワード | 窒素酸化物 / ヘテロ接点構造 / 多孔体 / 金属酸化物 / 触媒 / 電解 / 脱硝プロセス / 選択還元反応 / ヘテロ接合 / ナノ複合体 / 貴金属 |
研究概要 |
常温NOx還元に有効なヘテロ接合骨格を有する多孔体の合成法を検討した。まず、常温常圧で合成可能な層状複水酸化物、ハイドロタルサイトの陰イオン交換を利用して、種々の層間複合体の調製を試みた。ハイドロタルサイトの陰イオン交換によってPtCl_6^<2->、PdCl_4^<2->等を層間に導入し、貴金属アニオン交換体を調製した。PtCl_6^<2->交換体をH_2中300℃で焼成したところ、Ptの触媒作用により層間NO_3^-の還元除去が促進され、Ptが層間に析出した架橋構造体を形成した。得られた複合体がNO-H_2-O_2反応に有効な触媒になることを見出した。このほか、ハイドロタルサイトと陰イオン性Ti架橋剤との反応で得られる複合体の構造および細孔特性を調べた。加熱生成物TiO_2-Al_2O_3-MgOは400℃で最大値350m^2/gを示しミクロ孔特有のN_2吸着等温線を与え、触媒担体として有望である。 一方、本反応の電気化学デバイス化についても検討を進めた。150℃以下の低温では、H_2を還元剤とする選択NOx還元(NO-H_2-O_2反応)が進行することを利用して。本反応系と高分子固体電解質(SPE)膜とを組合せた常温作動型リアクタを提案した。SPE素子とPt-ZSM-5触媒とを組み合わせたリアクタを試作し、水素発生効率およびNOx浄化率などの基本的性能を評価した。電気化学セル(0.1%NO,0〜10%O_2,Pt|Nafion|Pt, H_2O)と担持Pt触媒とを組合せたリアクタについてNOx浄化特性を評価した。Pt電極表面上でのH_2-O_2反応はNOによって阻害されるという、NOx浄化に有利な効果が明らかになった。
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