研究課題/領域番号 |
15380048
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物栄養学・土壌学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
有馬 泰紘 東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究部, 教授 (90011973)
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研究分担者 |
横山 正 東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究部, 助教授 (70313286)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
12,000千円 (直接経費: 12,000千円)
2005年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2004年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2003年度: 7,400千円 (直接経費: 7,400千円)
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キーワード | supernodulation / 根粒形成制御機構 / 根粒超多着生抑制 / 転写制御 / Williams82 / NOD1-3 / ダイズ / 接ぎ木 / 根粒形成抑制機構 / 根粒形成抑制物質 / 師管液 / ヒスチジン |
研究概要 |
1.葉部から根部に輸送される根粒形成制御物質の探索 ダイズ品種Williamsとそのsupernodulation突然変異系統NOD1-3の第1本葉を用いて作成したダイズ発根個葉をバイオアッセイ用小植物体として用い、その葉身に、Williams82とNOD1-3の葉抽出物またはその分画物を連続導入し、導入物質の根粒形成制御活性を評価した。その結果、次の諸点が明らかになった。 (1)Williams82の葉抽出物中にNOD1-3小植物体のsupernodulationを抑制する物質が含まれており、この物質は分子量10^4以下の中極性物質である。 (2)この物質はHPLCにより2つの異なるピークとして捕捉することができる。 (3)NOD1-3の葉抽出物にはWilliams82小植物体にsupernodulationを誘起する物質は含まれていない。 HPLCにより2つの異なるピークとして捕捉された物質は現在精製中であり、間もなく同定へと進む予定である。 2.根粒形成制御物質のダイズ根標的遺伝子の探索 NOD1-3実生植物を台木としWilliams82実生植物を穂木として接ぎ木をすると、接ぎ木植物はsupernodulation形質を示さない。この現象は、Williams82実生植物の代わりに本邦ダイズ栽培品種7品種の実生植物を接ぎ穂とした場合も同様に認められることを確認した。そこで、NOD1-3実生植物またはWilliams82実生植物を穂木とし、NOD1-3実生植物を台木として2種類の接ぎ木植物を作成し、その根部からRNAを抽出して、subtraction法の適用により探索した。その結果、NOD1-3実生植物根では、接ぎ穂の種類によって、転写が停止する遺伝子と新たに転写される遺伝子がそれぞれ複数存在することが判明し、これら標的遺伝子候補の断片についてシークエンシングがなされた。
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