研究課題/領域番号 |
15380161
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業土木学・農村計画学
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
水谷 正一 宇都宮大学, 農学部, 教授 (70093143)
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研究分担者 |
神宮字 寛 (神宮子 寛) 秋田県立大学短期大学部, 講師 (10299779)
後藤 章 宇都宮大学, 農学部, 教授 (80162139)
松井 宏之 宇都宮大学, 農学部, 助手 (30292577)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
11,000千円 (直接経費: 11,000千円)
2004年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2003年度: 8,300千円 (直接経費: 8,300千円)
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キーワード | 淡水魚 / ミティゲーション / 水域 / 水路 / ウグイ / ホトケドジョウ / イバラトミヨ雄物型 / 生活史 / life cycle |
研究概要 |
1.谷津田における水域・水路分級法の提案 ・生物の生息場という観点から、谷津田の水域はまず郷面と谷津の大地形区に分類され、さらに谷津は複数の小地形区に分類できることを明らかにした。 ・谷津の小地形区は水路と水田とため池からなり、水路は谷津内水路とテビ(地方名)から構成されていることを明らかにした。 ・魚類と両生類を対象にして、谷津田の大地形区と小地形区に関連深い種を明らかにした。 2.谷津田のミティゲーション計画の立案 ・谷津田の圃場整備事業において、生物多様性を損なわないためのミティゲーション計画として、土水路の存置、用水路の地中化、排水路の地中化、水路のネットワーク化を提案し、実際の設計に反映させた。 3.特定の希少種に関する生息場の評価 ・ホトケドジョウ、ニホンアカガエルの絶滅危惧種について、HSI(生息場適正評価手法)の手法を用いて圃場整備事業前・事業後の生息場の評価を行い、ミティゲーション計画の妥当性を判断する手法を開発した。
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