研究課題/領域番号 |
15380179
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業情報工学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
橋本 篤 (2004-2005) 三重大学, 生物資源学部, 教授 (40242937)
亀岡 孝治 (2003) 三重大学, 生物資源学部, 教授 (90177600)
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研究分担者 |
中西 健一 三重大学, 生物資源学部, 助教授 (30293608)
橋本 篤 三重大学, 生物資源学部, 助教授 (40242937)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
15,800千円 (直接経費: 15,800千円)
2005年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2004年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2003年度: 9,800千円 (直接経費: 9,800千円)
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キーワード | 蛍光X線分光 / 赤外分光 / トマト / イネ / ブドウ / 色彩解析 / 栄養診断 / 必須元素 / 中赤外分光 / 栽培環境 / 栽培条件 / 可視画像 / 蛍光X線 / 圃場 / センシング / 農業 / 作物情報 / 近赤外線 |
研究概要 |
迅速かつ簡易的に作物体内の元素やイオンを計測できる現場対応型の作物の栄養診断方法として、非破壊的に複数元素の同時計測が可能な蛍光X線分析と様態の異なる窒素計測が可能な赤外分光法の併用に着目し、様々な環境下で栄養吸収の特性が異なるトマトとイネを栽培した際に誘発される栄養情報の変化に関して、栽培状況の影響や品種間差異について検討した。その結果、葉中元素の分光情報と葉中元素含量関係より、蛍光X線分析による葉中元素含量の把握の可能性が示された。また、トマト葉の蛍光X線・赤外分情報に及ぼす培養液中の組成の影響、およびイネ体の分光測定からは特徴的な品種の特定の可能性が示され、色彩情報と併せて用いる事により農作物の栄養情報を把握の可能性が示された。そこで、簡易的、非破壊的、低コスト等の特徴を持つ作物情報センシング手法として、汎用的なデジタルカメラによる色彩画像解析に着目し、フィールドサーバを中核とした遠隔操作可能な色彩画像の連続モニタリングシステムを構築した。そして、気象情報を付随した色彩情報の定量的なモニタリングを可能とした。そこで、農産物、食品情報の構造化を行い、データ管理、蓄積およびデータ検索機能を持ったデータベースシステム、および、データベースによって提供されているデータから、利用者にとって意味のある情報を取り出すための解析システムからなる「インターネット対応型生物情報解析システムのプロトタイプ構築」を行った。
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