研究課題/領域番号 |
15390009
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
中田 忠 東京理科大学, 理学部, 教授 (50087524)
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研究分担者 |
松倉 弘子 理化学研究所, 有機合成化学研究室, 先任技師
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
15,100千円 (直接経費: 15,100千円)
2005年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2004年度: 5,900千円 (直接経費: 5,900千円)
2003年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
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キーワード | ブレベトキシン / ガンビエロール / イェッソトキシン / ギムノシン / ヨウ化サマリウム / 還元的環化反応 / バービヤー反応 / アシロイン縮合 / 海洋産 / 環状エーテル / 合成化学 / 海洋産天然物 / 多環状エーテル / 環化反応 / 収束的合成 / マイトトキシン / イエッソトキシン / 収束型合成 |
研究概要 |
赤潮毒ブレベトキシンBが1981年に単離、構造決定されて以来、イェッソトキシン、ガンピエロール、ギムノシン、マイトトキシンなど数多くの海洋産多環状エーテル系天然物が単離されている。これら海洋産天然物は、エーテル環が梯子上にsyn-trans-配置で連結した特異な多環状エーテル構造を持ち、またイオンチャネルに特異的に作用するなど顕著な生物活性を有しており、合成化学的にも薬理活性の面でも極めて興味深い。本研究は、環状エーテルの立体選択的合成法の開発及びこれら海洋産天然物の全合成、かつそれら各種の誘導体を合成することを目的とした。 1.幾つかの有用な多環状エーテル合成法の開発に成功した。(1)SmI_2を用いる分子内Barbier反応を基盤とする収束的合成法、(2)t-BuLiまたはn-BuLiを用いる分子内Barbier反応を基盤とする収束的合成法、(3)アシロイン縮合を基盤とする環状エーテル合成法、(4)(E)-及び(Z)-β-アルコキシビニルスルホンのSmI_2による環化反応を基盤とする環状エーテル合成法。 2.SmI_2による還元的環化反応を用いた2方向型合成戦略によりブレベトキシンBの立体選択的かつ効率的全合成を達成した。 3.イェッソトキシンのABCDE-環、FGHIJ-環及びK-環の合成を達成した。 4.マイトトキシンのWXYZA'-環の合成を達成した。 5.ギムノシンのDEFG-環、FGH-環及びKLMN-環の合成、またABC-環とEFG-環のカップリングに成功した。
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