研究課題/領域番号 |
15390047
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
大森 栄 信州大学, 医学部附属病院, 教授 (70169069)
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研究分担者 |
松永 民秀 信州大学, 医学部附属病院, 助教授 (40209581)
佐々木 克典 信州大学, 医学部, 教授 (30170666)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
14,800千円 (直接経費: 14,800千円)
2005年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2004年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2003年度: 9,400千円 (直接経費: 9,400千円)
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キーワード | 胚性幹細胞 / シトクロムP450 / マウス / サル / CYP3A / 肝細胞 / 肝芽細胞 / 分化 / CYP3A8 / CYP3A66 / HNF-3β / 胚様体 / 薬物トランスポーター / Cyplal / Cyp3all / Cyp7al / Cyp7bl |
研究概要 |
マウス胚性幹細胞(ES細胞)は、胚様体(EB)を作製した後、コラーゲン処理プレートに接着させ、さらに培養することにより分化させた。接着後6〜10日で自律拍動が観察されたことからES細胞は一部心筋細胞に分化したものと推察された。一方、α-フェトプロテイン(AFP)、トランスサイレチンのmRNAの発現は培養6日目から、グルコース-6-ホスファターゼのmRNAは培養30日目以降で初めて検出された。Cyp1a1 mRNAは培養初期に、Cyp3a11とCyp7a1のmRNAは培養30日目および36日目に発現が認められた。また、CYP1Aは培養20日目に、CYP3Aは30日目にタンパク質の発現が認められた。さらに、Cyp3a11のmRNA発現量は、肝細胞増殖因子(HGF)を含む培地で30日間培養した系よりも、12あるいは18日以降にHGFを除いた系で培養した方が多かった。また、Mdr1、Mdr3、Mrp1およびMrp2のmRNAは培養初期より連続して発現が認められた。サルES細胞から作製したEBをプレートに接着培養後15および30日にALBおよびAFPのmRNAの発現が認められた。また、CYP7A1のmRNAの発現も認められ、15日培養と比較して30日培養で発現量が増加していた。さらに、CYP1A1のmRNA発現はEB培養5日目から、CYP3A66は10日目から、CYP2C20、CYP2D17やCYP3A8は15日目から発現していた。なお、CYP3A8のmRNAはCYP7A1と同様、培養15日目よりも30日目の方が多く発現していた。また、ヒト胎児肝細胞に特異的に発現するCYP3A7と最も高い相同性を有する新規CYPをサルES細胞から分化した細胞より見出した。本CYPは、テストステロン6β-水酸化およびデヒドロエピアンドロステロン16α-水酸化活性を有することが明らかとなった。
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