研究課題/領域番号 |
15390385
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
西田 博 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (50147427)
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研究分担者 |
遠藤 真弘 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (20075302)
冨澤 康子 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (00159047)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
15,100千円 (直接経費: 15,100千円)
2005年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2004年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2003年度: 12,300千円 (直接経費: 12,300千円)
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キーワード | マウス / 非侵態的検査 / 心エコー / 動脈管 / 心疾患 / 心不全 / 先天性心疾患 / ラット / 非侵襲的検査 / ノックアウトマウス / Notchシグナル / 心室中隔欠損 / 超音波検査 / 右心系 |
研究概要 |
ノックアウトマウスが遺伝子疾患モデルとなり、生体におけるある遺伝子機能の欠損が生体内で導かれる影響を明らかにできることは、疾病に至る作用機序の理解にとどまらず、製薬や治療への応用を可能にすることが確信されている。このことから本研究は多大な社会的貢献が期待できると考えている。本研究開始時にはbabyマウスの心電図測定にも難渋し「マウスの心電図計測方法-生後5日目のbabyからadultまで」(呼と循、2004年)たが、これ以降はエコー検査時の心電図計測が順調に行えるようになった。ところが心電図を心不全の経過観察のために用いるために再度工夫が必要になり、2つの方法を考えた。(1)のるだけ心電図(マウスが無麻酔で、心電図電極の上に載り、短時間のうちに心電図計測できるシステム)、(2)テレメトリーでの図を計測(マウスの皮下に送信機を植え込み、無線で送り、受信機で受信する)装置を検討した。(1)は健康マウスで試作器を試したところ心拍が420bpmあり、しかも筋電図を拾い、さらにノイズが多かった。(2)無線で受信できたが、マウス体内には植え込むにはまだ改良が必要であった。本年度はマウスの基本的な心電図の評価方法を確立することが可能であった。本研究では心疾患症機構の解明と心機能評価を目的としたが、今後も研究を続けたい。
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