研究課題/領域番号 |
15390561
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
加藤 幸夫 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (10112062)
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研究分担者 |
能城 光秀 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教授 (00144858)
河本 健 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 講師 (50224861)
藤本 勝巳 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助手 (40294566)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
14,700千円 (直接経費: 14,700千円)
2004年度: 6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
2003年度: 8,300千円 (直接経費: 8,300千円)
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キーワード | DEC1 / DEC2 / 日内リズム / ノックアウトマウス / トランスジェニックマウス / clock遺伝子 / 軟骨分化 |
研究概要 |
骨格の成長には概日リズムがあること、軟骨細胞のDNA合成、アグリカン合成、II型コラーゲン合成にも概日リズムがあり、このリズムが成長に重要であることが示唆されている。しかし軟骨における概日リズム遺伝子は不明である。そこで、成長板軟骨での概日リズムの分子機構を解明するために、4時間ごとに48時間にわたってラットをと殺して、軟骨からRNAを分離した。それらをアフィメトリックス社のジーンチップにかけて、概日リズムを示す270遺伝子を同定することができた。これらの遺伝子群は、時計遺伝子群のほかは他の組織(肝、SCNなど)で概日リズムを示す遺伝子群とは異なっていた。つまり軟骨には軟骨特異的な概日リズム発現機構が存在した。またアグリカン、II型コラーゲン、プロリン水酸化酵素、コンドロイチン硫酸、硫酸転移酵素のmRNAレベルも概日リズムを示し、その他DEC2を含む興味深い転写因子の遺伝子が概日リズムを示した(軟骨代謝学会発表)。
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