| 研究課題/領域番号 |
15390589
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
補綴理工系歯学
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| 研究機関 | 新潟大学 |
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研究代表者 |
野村 修一 新潟大学, 医歯学系, 教授 (40018859)
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| 研究分担者 |
豊里 晃 新潟大学, 医歯学系, 助手 (80313526)
山田 好秋 新潟大学, 医歯学系, 教授 (80115089)
五十嵐 敦子 新潟大学, 医歯学系, 助教授 (90168097)
井伊 直子 新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (70303138)
野村 章子 明倫短期大学, 歯科技工士学科, 教授 (80134948)
植田 耕一郎 新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教授 (80313518)
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| 研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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| 研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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| 配分額 *注記 |
11,500千円 (直接経費: 11,500千円)
2005年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2004年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2003年度: 5,900千円 (直接経費: 5,900千円)
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| キーワード | ベッドサイド / 摂食・嚥下機能 / 喉頭運動 / 要介護高齢者 / 食品物性 / 介護食 / 嚥下造影検査 / 自由摂食運動 |
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| 研究概要 |
1.測定システムの再構築
(1)嚥下動態測定装置の改良
非侵襲的にベッドサイドで嚥下機能を評価できるシステム開発として、Piezo-Electric Pulse Transducer(PEPT)を嚥下動態測定に応用した。この装置で嚥下動態をVideofluorography(VF)、舌骨上筋群表面筋電図と同時測定を行った。同時記録から、食塊が喉頭蓋直上で一時停止する位置や嚥下終了後に気管を被覆していた喉頭蓋が元の位置に戻る動きをPEPTの波形上で検出できた。
(2)嚥下動態測定装置を用いた食塊の飲み込み易さの評価
物性の異なる食塊が舌根から喉頭蓋までの食塊の移動時間は被験食品の硬さに依存し、官能評価と一致した。一方、喉頭蓋から食道への移動時間は、被験食品の硬さに関係なく一定であった。
2.自由咀嚼における嚥下動態
自由咀嚼運動下における捕食動作と二つの嚥下反射(Interposed swallowとTerminal swallow)との関連および舌骨動態の特徴を分析した。
3.高齢者における嚥下機能の評価
ベッドサイドで高齢者の嚥下機能を評価するためには、摂食・嚥下に関連する諸器官が十分に機能を発揮できる状態となっている必要があるので、高齢者や介護者が摂食・嚥下を理解しやすいパンフレットを作成し、その活用効果を実証した。一方、唾液の量と質は味覚、食塊形成・移送など摂食・嚥下機能に強く関与するので、唾液タンパクと摂食・嚥下機能との関連を、唾液分泌低下を典型的な徴候とするシェーグレン症候群および味覚障害者で調べた。
4.嚥下補助食、介護食の物性が嚥下動態に及ぼす効果
食品の硬さが増加すると嚥下時の食塊輸送時間が延長し、舌口蓋接触圧も大きくなる傾向が認められた。官能評価では、付着性が増すと飲み込みにくく感じ、嚥下困難感と食品物性に関連があった。
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