研究課題/領域番号 |
15390605
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
藤澤 俊明 北海道大学, 大学院・歯学研究科, 助教授 (30190028)
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研究分担者 |
福島 和昭 北海道大学, 大学院・歯学研究科, 教授 (00002361)
飯田 彰 北海道大学, 大学院・歯学研究科, 助手 (90292036)
詫間 滋 北海道大学, 大学院・歯学研究科, 助手 (60360921)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
8,400千円 (直接経費: 8,400千円)
2004年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2003年度: 6,800千円 (直接経費: 6,800千円)
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キーワード | 動的平衡機能 / 回復 / 静脈内鎮静法 / 日帰り全身麻酔 / 精密動的平衡機能検査 / 簡易動的平衡機能検査 / street fitness / sevoflurane / 精密テスト / 歩行分析 / propofol / midazolam / 帰宅許可時間 |
研究概要 |
背景:重心の移動を伴う動的平衡機能の評価は、静脈内鎮静法(IVS)および日帰り全身麻酔における歩行帰宅許可の最重要課題の一つである。 研究1:ボランティアを対象としたcross over法にて、IVS後の動的平衡機能の回復過程をプロポフォールとミダゾラムとで比較した。IVS後40分において精密動的平衡機能検査値の回復は、プロポフォールの方がミダゾラムに比べて有意に早かった。握力検査および簡易精神運動機能検査であるdigit symbol substitution testにおいても同様に、プロポフォールの回復の方が早かった。したがって、IVSにおいて、ミダゾラムと比較してプロポフォールのほうが動的平衡機能の回復が早い理由として、筋力および精神運動機能の回復の早さの関与が示唆された。 研究2:セボフルレン全身麻酔下に2時間以内の口腔外科手術が予定された患者を対象に、種々動的平衡機能検査を用いてその回復過程を調べた。精密動的平衡機能検査として、不安定板上で予測できない外乱刺激に対する姿勢制御能力を評価する外乱刺激テスト、指標に追従して意図的に体位を傾斜させる意図的傾斜テスト、足圧センサーシートと歩行分析システムを用いた歩行分析検査を行った。椅座位から立ち上がり、3m前方のマーカーとの間をできるだけ速く往復歩行し、再び椅座位になるまでの時間を、簡易動的平衡機能テストとして用いた。その結果、通常歩行能力、意図的傾斜時および外乱刺激時の姿勢制御能力の回復時間はいずれも麻酔終了2時間30分以内であった。着座からの素早い起立、高速歩行、方向転換しながらの素早い着座などの総合的平衡・運動機能の回復時間は、麻酔終了3時間30分以内であった。上記各能力の回復症例の割合は、麻酔終了3時間30分後では約8割以上に達していた。
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