研究課題/領域番号 |
15500018
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ソフトウエア
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
徳田 雄洋 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (30111644)
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研究分担者 |
鈴木 徹也 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助手 (00323824)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2003年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | World Wide Web / Web応用システム / 静的意味検査 |
研究概要 |
現在Webでは、情報検索、申請手続、物品購入などさまざまな目的用の人間向けアプリケーションとしてWebアプリケーションが広く利用されている。Webアプリケーションは、通常のスタンドアローン方式プログラムや一般のサーバ・クライアント方式プログラムと大きく異なり、一貫性の保証や安全性の保証がきわめて困難であることが知られている。 本研究では、Webアプリケーションの一貫性や安全性を高めるために必要となる方法を開発した。すなわちWebアプリケーションの可能な動作列全体を算出することにより、Webアプリケーションプログラム中の着目する値の定義と使用の順序関係などの静的意味検査を行う方法を提示した。 我々の方法の手順は次の通りである。まずWebアプリケーションをWebページテンプレート、プログラムテンプレート、データベース、保存領域を節点とし、ハイパーリンク線とデータフロー線を有向線として持つ有向グラフで表現する。そしてWebアプリケーション中のWebページから可能な動作列全体を算出する。具体的にはページとプログラムからなる可能な経路の全体をまず求め、次に注目動作をマッピングすることにより、可能な動作列の全体を得る。そしてこの可能な動作列の全体を用いて、着目する値の定義と使用の順序関係や隠しフィールドの値の継続関係などの静的意味検査を実施する。
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