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需要変化に動的に対応するインターネットサービスの自己組織化サーバ群による実現

研究課題

研究課題/領域番号 15500034
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 計算機システム・ネットワーク
研究機関電気通信大学

研究代表者

益田 隆司  電通大, 電気通信学部, 教授 (80114130)

研究分担者 河野 健二  電気通信大学, 電気通信学部, 講師 (90301118)
岩崎 英哉  電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (90203372)
研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2004年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2003年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワードインターネットサーバ / 自己組織化 / サーバの動的再配置 / デイペンダブルサーバ
研究概要

本研究は,クライアントからの需要に応じて,サーバの数や配置に関する自己組織化を適切に行い,常に最適なサーバ構成を実現するような基盤ソフトウェア技術を確立することを目的とする.本研究の目的を達成するためには,サーバ側の基本機構,およびクライアント側におけるサーバ選択の基本機構を両方を確立しなければならない.今年度は,主にサーバ側の基本機構について研究を行い,以下のような成果を得ることができた.
・サーバ配布機構の実現
モバイルコード技術を用いて,サーバおよびコンテンツを効率よく配布するための実装技術を開発した.
・サーバの最適配置手法の確立
動的な負荷変動に応じて,サーバの配布・回収の方針を定めるアルゴリズム,負荷の分布に応じて最適な配置を可能とするアルゴリズムを設計し,シミュレーションによりその効果を確認し,実インターネット環境への実装を行った.
・デイペンダブルなサーバの構成方法の提唱
「信頼できる」デイペンダブルなサーバを構成するためのソフトウェア的構成方法について検討し,サーバ用ツールキットを試作し,ある程度の効果を確認した.

報告書

(1件)
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 揚妻匡邦, 河野健二, 岩崎英哉, 益田隆司: "モバイルコード技術によるアプリケーション層プロトコルのユーザ透過な配布機構"電子情報通信学会論文誌 D-I. J86-D-1・6. 389-401 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 杉木章義, 河野健二, 岩崎英哉, 益田隆司: "ディペンダブルなインターネット・サーバを実現するクラスタ用ミドルウェアの基本設計"情報処理学会 先進的計算基盤システムシンポジウム(SACSIS 2003). 267-274 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 河野健二, 金子済, 清水謙多郎: "資源濫用攻撃に耐性のある資源管理方式"情報処理学会論文誌:コンピューティングシステム. 44・SIG11. 191-200 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] Agetsuma, M., Kono, K., Iwasaki, H.Masuda, T.: "Self-Configurable Mirror Servers for Automatic Adaptation to Service Demand Fluctuation"Proc.8th Asian Computing Science Conference (Lecture Notes in Computer Science 2896). 18-32 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 渡辺元晴, 河野健二, 岩崎英哉, 益田隆司: "P2P型ファイル検索における高スループット・ピアの自動選択機構"情報処理学会システムソフトウェアとオペレーティングシステム研究会報告. 2004-OS-95. 65-72 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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