研究課題/領域番号 |
15500037
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算機システム・ネットワーク
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
松尾 啓志 名古屋工業大学, 工学研究科, 教授 (00219396)
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研究分担者 |
岩田 彰 名古屋工業大学, 工学研究科, 教授 (10093098)
黒柳 奨 名古屋工業大学, 工学研究科, 助手 (10283475)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2004年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2003年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | アドホックネットワーク / 制約充足問題 / 動的分散制約充足問題 / 確率ルーティング / コンテンツ配信 / 位置推定 / ルーティング / LINUX / 分散制約充足問題 / P2P / ルーティングアルゴリズム |
研究概要 |
本研究では以下の3点について研究を行った。 1)アドホックネットワークにおける位置推定アルゴリズムの開発 アドホックネットワークのアプリケーション開発において、各端末の位置情報は非常に有力なアプリケーション開発の手段となる。しかし端末が屋内にある場合や、低コストの場合はGPSを搭載することは困難である。そこで我々は、低コストで、コーディネータを置く必要のない、統計的手法に基づいた新しい分散型位置推定アルゴリズムの開発を行った。 2)確率型アドホックルーティングARHのLINUXへの実装 従来シミュレーション上でしか有効性を確認していなかった、我々の研究室で開発した確率型ルーティングアルゴリズムARHをLINUX上に実装を行い、ルーティング性能の評価を行った。なおこのプログラムは平成17年4月をめどに考課する予定である。またこの環境を用いて、コンテンツ配信、アドホック型コミュニケーション環境の開発も行った。 3)動的分散制約充足問題アルゴリズムの開発 アドホック型通信環境での基礎的なアプリケーション開発のプラットホームとして、制約充足問題を動的かつ分散環境に適応可能とする新しいアルゴリズムの開発を行い、計算機シミュレーションおよび実際の装置を用いた性能評価を行った。
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