研究課題
基盤研究(C)
(1)パイプラインアーキテクチャ設計これまで提案してきた冗長2進演算とテーブルルックアップに基づくRSA暗号プロセッサの一層の速度向上を目標に、パイプライン構成の導入を検討した。次の3つのアーキテクチャを提案した。A.2進加算木とパイプラインを併用するアーキテクチャ:これまで用いてきた2進加算木構造の一部をパイプラインユニットとし、これを直列接続する方法を提案した。本方法によれば、従来のアーキテクチャを若干修正するだけで、不連続入力/連続入力、両者に対して、高速処理が可能となる。成果を、国際会議:2002TENCONにおいて発表した。B.再構成可能アーキテクチャ:不連続入力に対しては2進加算木構成をとり、連続入力に対してはパイプライン構成をとるという方法を提案した。本方法によれば、連続データ/不連続データ両者に対して、最高の暗号化/復号化速度を達成することができる。成果を、国際会議:2004Hipcにおいて発表した。C.2N回のくり返しをパイプライン化するアーキテクチャ:これまで検討されなかったRSA暗号演算における2N回のくり返しをパイプライン化する方法を提案した。本方法によれば、VLSIの集積度が許す限り、パイプライン化を徹底することができ、従来にない高速処理が可能となる。成果を、国際会議:2004ICECE、および、八戸工業大学紀要において発表した。(2)ギガビットネットワークを利用した遠隔制御実験ギガビットネットワークを用いて遠隔制御実験を行い、ネットワークを経由することにより、演算遅れがどの程度発生するか,あるいは、パケットの伝送順序の混乱がどのように発生するかを実験的に検討した。研究成果を、国際会議:SICE2003 Annual Conference、および、八戸工業大学異分野融合科学研究所紀要において表した。
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