研究課題/領域番号 |
15500408
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
杉山 融 静岡大学, 情報学部, 教授 (10094757)
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研究分担者 |
田中 秀幸 静岡大学, 教育学部, 教授 (70022118)
SHEFTALL Mordecai George 静岡大学, 情報学部, 助教授 (90334953)
杉山 岳弘 静岡大学, 情報学部, 助教授 (70293595)
坂根 裕 静岡大学, 情報学部, 助手 (40345806)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2003年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 日本剣道形 / 日本剣道形和英辞典 / 剣道コンテンツ / MPEG7 / 講道館柔道 / 古式の形(柔道) / 日本剣道形英和辞典 |
研究概要 |
本プロジェクトは、身体的および精神的なスポーツ・武道のためのデジタル事典とグローバル化というテーマで行われた。武道を一つの題材とし、剣道や柔道における基本技術また極意としての高度な技術が表されている形の所作や技という身体表現に係わるコンテンツとその根底にある伝統的な歴史の流れを背景として存在する意味や精神に係わるコンテンツに対して、マルチメディア技術とXMLデータベースによる知識コンテンツ技術を用いてこれらを複合化し、デジタル剣道事典を設計・製作し、日本の伝統文化剣道を深いレベルにおいて捉えるとともに、情報技術による保存・活用・発展を目指すものとして行われた。 武道の形の背景にある意味や文化などの精神的なコンテンツ、形の所作や技術などの身体的なコンテンツをベースに、設計した知識コンテンツDBを利用して、具体的に、以下の研究課題を行った。 1.データベース・モデルに従って、タグ付けされた映像のデータベースならびコンテンツを含めた剣道形の事典システムを実装した。事典システムは単純に単語を検索するだけでなく、用語・動作などを自由に相互開連参照を行うことができる。 2.海外の剣道学習者に対して、剣道形の理解にとどまらず、日本の文化の深さに触れてもらうことを目指し、事典システムのコンテンツに対して、日本の文化的な背景を基調としつつ、事典システムに統合した。 3.実践的かつ身体的なコンテンツとして、わかふじ国体の全ての剣道試台(2003年静岡県開催)の映像データベースを分析し、各試台の有効打突の生まれる文脈を切り取り、これをベースとして、整理したコンテンツのDVD化を行った。 4.柔道に関しては、講道館による理解と協力を得て、デジタル映像コンテンツの収集を行い、これをもとにデータ分析を行い、先行する剣道に並行してデジタル手段によるグローバル化に向けて研究を進めた。
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