• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

ヒト乳幼児四足歩行における歩容の個体発達に関する縦断的研究-最長7歳を目指して-

研究課題

研究課題/領域番号 15500418
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 身体教育学
研究機関北里大学

研究代表者

安倍 希美  北里大学, 一般教育部, 准教授 (50222667)

研究期間 (年度) 2003 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2003年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
キーワード四足歩行 / 四つ這い / 高這い / 乳児 / 幼児 / 発達 / 運動発達 / 系統発達 / 這う / 歩容 / 縦断研究
研究概要

この4年間、乳幼児の四足歩行(四つ這い、高這い)をDVカメラにて縦断的に記録し、その歩容の個体発達過程をHildebrand(1966)の歩容グラフ上に記述することを試みた。目標とした7歳以上まで継続できたのは3名、5歳まで継続できたのは2名、3歳までは3名であった。以下結果の概略を記す。
まず大半の歩容はLateral Sequence(LS)のDiagonal CoupletsからTrot, very slow walkからmoderate walkの領域内で生じた。
四つ這い開始当初の歩容は、Hildebrandが四足歩行の源泉とみなしたLS(DC), very slowの領域に分布した。以後速さを増しながらTrotに移行し、二足歩行開始頃はTrot, moderateの領域で熟達した四つ這いを行なった。二足歩行移行後は一時退行したが、2歳頃からまた速くなり、3歳頃には二足歩行開始頃の四つ這いを行なった。その後Diagonal SequenceとPaceの領域に向かうような二極分科を示すと思われ、その傾向は4〜5歳頃に推測されるような兆しを見せ、6歳頃には判明するのではないかとの新しい知見を得た。
高這いについては、それを必然的な移動手段として用いている乳児期の歩容は、何か規定を受けたかのように,LS(DC)の一定の範囲内にて分布したが、それ意外の高這いでは,自由度の大きい這い方をしていると思われる結果であり、今のところはまだ特定の発達パタンを見い出すには至っていない。

報告書

(5件)
  • 2006 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2007 2005

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] ヒト乳幼児の四つ這いにおける歩容の個体発達2007

    • 著者名/発表者名
      安倍 希美
    • 雑誌名

      第20回バイオメカニズム・シンポジウム前刷

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] 乳幼児四つ這いの歩容の発達に関する縦断的研究(3)2007

    • 著者名/発表者名
      安倍 希美
    • 雑誌名

      日本発育発達学会第5回大会 (学会発表)(大妻女子大学(東京))

    • NAID

      130001628806

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] 乳幼児四這いの歩容の発達に関する縦断的研究(3)2007

    • 著者名/発表者名
      安倍 希美
    • 雑誌名

      日本発育発達学会第5回大会抄録集

      ページ: 56-56

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 乳幼児四つ這いの歩容の発達に関する縦断的研究(2)2005

    • 著者名/発表者名
      安倍 希美
    • 雑誌名

      発育発達・測定評価合同学会in Komaba,2005プログラム

      ページ: 48-48

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

URL: 

公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi