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体肢各筋の構造・機能の加齢変化とそれに基づく新たな高齢者向け筋トレ法の提案

研究課題

研究課題/領域番号 15500497
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 応用健康科学
研究機関広島工業大学

研究代表者

佐藤 広徳  広島工業大学, 工学部, 助教授 (30235387)

研究分担者 福場 良之  県立広島大学, 人間文化学部, 教授 (00165309)
研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2004年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2003年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード高齢者 / 筋力トレーニング / 筋横断面積 / 加齢変化
研究概要

本研究では,我々が開発した高齢者の筋評価を目的としたフィールド型体肢横断面画像測定システムを用いて,20歳代から80歳代までの幅広い年齢層の男女を対象に大腿部および下腿部の横断面画像を撮影した。そこでえられた体肢横断面画像より機能的に異なる筋群ごとの量的な加齢変化を詳細に把握し,その結果に基づいた新たな高齢者向けの筋力トレーニングプログラムの提案を目的とした。
平成15年度には,20歳代から80歳代までの幅広い年齢層の男女を対象に,フィールド型体肢横断面画像測定システムを用いた大腿部,下腿部の各筋横断面積とそれらの筋が発揮する筋力の測定を実施したところ,同じ下肢内でも機能的に異なる筋群間では加齢に伴う筋量減少過程に違いがみられた。そして,その結果に基づいた高齢者向け筋力トレーニングプログラムを立案した。
平成16年度には,立案された筋力トレーニングプログラムを高齢者に対して8ヶ月間実施し,そのトレーニング効果について検討した。その結果,大腿部筋量の増加や膝関節伸展筋力の向上がみられた。本研究で提案したプログラムは,筋力トレーニングを中心としたものであったが,体重,体脂肪率,ウエスト,ヒップなどに減少傾向がみられるという興味深い結果がえられた。現在もトレーニングプログラムについては検討中であるが,今後は本研究のように体力測定結果に基づいて個々人に対応したトレーニングプログラムをさらに開発していく必要があると思われる。

報告書

(3件)
  • 2004 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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