研究課題/領域番号 |
15500551
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 福岡女子大学 |
研究代表者 |
早渕 仁美 福岡女子大学, 人間環境学部, 教授 (90145178)
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研究分担者 |
久野 真奈見 福岡女子大学, 人間環境学部, 助手 (40347688)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2003年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | 健康日本21 / 食事評価法 / 料理分類 / 主食・主菜・副菜 / 栄養指導 / 食生活実態 |
研究概要 |
料理の組合せ方で食事を分類・パターン化する方法と基準を設定することにより、食事状況の料理レベルでの科学的な評価手法を確立することを目的とした。これにより、個人の食事状況の把握はもちろん、集団の食生活実態の的確な把握が可能になると考える。 料理の分類方法については、中年男女や女子大生を対象に行った2,685日分の食事調査データを用いて、簡便性や汎用性・再現性・妥当性について確認、分類方法を決定した。また、料理の組合せ方から食事のパターン化を行い、個人の食事状況や、個人の集まりとしての集団の食生活実態を分かりやすく提示できることを明らかにした。なお、食事評価のための判定基準については、現在検討中である。 一方、既存の栄養指導支援システムと指導用媒体作成システムを一体化させ、一連の作業を簡便化し、料理の栄養計算を行うと同時に「主食」「主菜」「副菜」等の料理分類を行い、料理の栄養価を分かり易く図示できるようにした。 上記システムを用いて、各種集団の食事調査データの料理分類とその組合せ方に基づく食パターン分類を行い、食生活実態を料理レベルで明らかする意義について、平成15年9月日本栄養改善学会(岡山)で、「中年主婦と女子大生の食事状況の比較」「食生活実態の把握や食事評価に食パターンを用いることの意義」「栄養指導の前後の食パターン変化」として発表。また、同年10月日本公衆衛生学会(京都)では、「『健康日本21』実践のための食事評価法の検討」の標題の下に、「中高年男女の1日の食事状況」「中高年男女の食事別食事状況」「料理・食事レベルからの評価」の3題を発表、現在これらに関連した論文を作成中である。
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