研究課題/領域番号 |
15500585
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 愛知教育大学 |
研究代表者 |
遠西 昭壽 (遠西 昭寿) 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (20135396)
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研究分担者 |
石田 博幸 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (30024003)
川上 昭吾 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (10033896)
吉田 淳 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (90115668)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2005年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2003年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 科学教育 / 理科授業 / 科学観 / 授業法 / 構成主義 / 教授法 / 新科学観 / 観察の理論負荷性 / 科学知識 / 共約不可能 / プリコンセプション / 代替理論 / 科学の用語 / 観察事実 / 理論負荷 / パラダイム / 異常な科学 / 新科学哲学 / 運勢ライン法 / 問題解決 / 問の構造 |
研究概要 |
理科嫌い・理科離れの原因は学習内容の高度さにあると考えるよりは、理科の目標観や教授学習法に依拠すると考えることができる。このとき、ポストモダンの新科学哲学は教授学習方法の改善に有効であることを明らかにした。 理科の授業法のモデルとなるのは科学の営みである。科学観には経験主義と新科学観という2律背反の見方が存在する。これまで理科は探究学習や問題解決学習など、科学を「発見物語」としてとらえる経験主義科学観に依拠してきたが、本研究では新科学観の立場に立って、理論的・実験的・実践的検討を行いながら、科学知識を創造し、正当化し、維持している科学者集団に対して、科学知識を受容的に構成し、公知としての科学知識を使って積極的に周りの世界を意味づけようとする子どもの育成をめざす理科教育観を提案した。 また、このような教育観に立った科学概念形成・概念変換をめざす教授法を提案した。
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