研究課題/領域番号 |
15500615
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
森 透 福井大学, 教育地域科学部, 教授 (20182199)
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研究分担者 |
寺岡 英男 福井大学, 教育地域科学部, 教授 (90115303)
松木 健一 福井大学, 教育地域科学部, 教授 (10157282)
柳沢 昌一 福井大学, 教育地域科学部, 助教授 (70191153)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2003年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 学校改革 / 授業研究 / 現職教育 / 教育実践研究 / 教師教育 / 教職大学院 / 専門性形成 |
研究概要 |
平成15年度から17年度、附属中学校・小学校・幼稚園および大野市・福井市の各教育委員会との協働研究を大学院学校教育実践研究コースと連動しながら引き続き進めるとともに、(1)附属中学校・小学校における大学院生の一年間にわたるインターンシップ(2)私立啓新高校における高校段階の学校拠点・大学院連携の現職教育にもとりくんだ。その成果は、2005年7月と2006年3月の学校改革実践研究福井ラウンドテーブルで報告されるとともに、論文や修士論文としてまとめられている。 こうした取り組みを通して下記のような学校拠点・実践研究中心の現職教育の有効性が明確になってきた。(1)従来の現職研修や現職大学院は、個人が学校を離れて学ぶために、a.学んだこと・研究したことを学校に戻って活かそうとしても組織の壁に直面して活かしにくい。b.そのことが容易に予想されるために、研究テーマが個人的な研鑽に限定されやすい、c.したがって学校改革に繋がるような研究が行われない、という根本的な問題を抱えていたが、学校拠点の研究では学校が直面する課題に協働で、しかも大学院の研究システムやそのネットワークを活かしながら取り組むことができる。(2)校内研修も、運営や組織についての研究・改善の努力は乏しく、伝統化・形式化してしまっていたが、大学院やそれと結びついた全国的・国際的な研究ネットワークと結んで学校での実践研究を進めることができる。 こうした成果を踏まえ、今後は教員のための専門職大学院(教職大学院)の実現にむけて取り組みを進めていく。
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