研究課題/領域番号 |
15500631
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 公立はこだて未来大学 |
研究代表者 |
小野 哲雄 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 助教授 (40343389)
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研究分担者 |
椎尾 一郎 玉川大学, 工学部, 教授 (90297101)
フランク イアン (イアン フランク) 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 助教授 (90336420)
ワイントラウブ ヒレル (ヒレル ワイントラウブ) 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (50336418)
美馬 のゆり 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 客員教授 (00275992)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2004年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2003年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
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キーワード | ユビキタスコンピューティング / キッチン / レシピ / ホームコンピューティング / 遠隔コミュニケーション / 熟達化 |
研究概要 |
本研究では、キッチンがものづくりの場、コミュニケーションの場であることに注目し、キッチンでの学びを支援するシステムの構築およびその教育的利用について研究を行ってきた。キッチンを学びの場と位置づけ、そこでの活動を情報技術によって拡張し、外部の世界とつなげるという視点は独創的であるとの評価を国内および国際会議において受けてきた。 具体的には、キッチンの教育的利用に関する研究として、調理活動における熟達者と初心者の違いを明らかにしながら、調理の熟達化支援に関する研究を行った。この研究の過程をとおして、メタ認知や作業場の空間デザインが学びと深く関係していることが明らかとなった。また、この学びを支援するキッチン環境を構築するため、カメラ、ディスプレイ、マイクロフォン、スイッチなどを組み込んだハードウェアプラットフォームを試作した。このキッチンを利用することにより、調理過程を記録し、公開および再生できるアプリケーションを実装することができた。さらに、実際の調理をとおして評価実験を行い、初心者にとっても使いやすいキッチン環境であることを示した。 本研究の成果は、国際会議1件、国内会議5件の研究発表として論文集に掲載された。それぞれの会議は、認知科学、教育工学、人とコンピュータのインタラクション、コンピュータソフトウェアの代表的な会議とみなされているものである。 さらに本研究は、読売新聞全国版や、朝日新聞社のAERAという一般雑誌でも取り上げられ、社会的に反響は大きく、社会的にも今後さらなる研究が期待されている。
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