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バイオマスを利用した環境負荷低減型のモミガラ由来酵素系漂白剤の開発

研究課題

研究課題/領域番号 15510066
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 環境技術・環境材料
研究機関北海道教育大学

研究代表者

森田 みゆき  北海道教育大学, 教育学部・札幌校, 教授 (10174434)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2003年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワードモミガラ / ペルオキシダーゼ / 漂白剤 / 退色 / 色素退色
研究概要

ペルオキシダーゼ(POD)-過酸化水素系において、PODを用いて、中性かつ室温で迅速にアゾ色素が退色し,染色布を変退色せず、さらに、繊維の脆化を少なく移染を防止する方法として、洗濯用酵素漂白剤の開発のための研究を行っている。
昨年までの研究で明らかとなった,もみがら由来PODを用いた場合の色素(オレンジII)の分解のための最適反応条件(もみがら由来POD3.4x10^<-7>M,pH9.0,室温(20℃))を用いて,この条件下での反応過程の検討を行った.その結果,得られた反応中間生成物は極めて微量でLCの分析でも極めて僅かであり分析されなかったため,MSの分析には至らなかった.従って,分析方法の再構築が必要である.
また,より実用化への段階へと発展させるために,バイオマス資源であるモミガラからの効率的なPODの抽出法の検討を行った.本研究ではまず主に直接的にモミガラを用いて粗酵素の状態と標準試薬との比較から,実用上の使用可能なPODの精製段階を確定するために,抽出時間等の検討を行った.もみがら由来PODの活性をグアヤコール法で測定し,最も活性が高かった抽出時間などを標準条件と決定し,粗酵素を得た.もみがら200gから得られた粗酵素の総活性は3680Uで,ポリフィリンの濃度に換算すると2.7×1010^<-8>Mとなった.

報告書

(3件)
  • 2004 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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