研究課題/領域番号 |
15510124
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
安達 公一 名古屋工業大学, 工学研究科, 教授 (20024268)
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研究分担者 |
馮 偉 名古屋工業大学, 工学研究科, 助教授 (30252307)
小和田 正 中部大学, 経営情報学部, 教授 (80015875)
大鋳 史男 名古屋工業大学, 工学研究科, 教授 (60116001)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2003年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | ATM high-speed networks / Admission control / Large deviations theory(大偏差理論) / Multi-queue model(多重待ち行列) / Discrete-time fluid polling system / Wireless mobile network / 定常分布 / 待ち行列ネットワーク / トラヒック / 移動通信システム / 大偏差理論 / Admission Control / ポーリングシステム |
研究概要 |
平成15と16度では、ATM高速情報通信ネットワークシステムによく使われている二つのバッファ、複数のINPUTトラヒックと複数のサーバを持つポーリングシステムの理論研究を行うと同時にその移動通信ネットワークへの応用モデルの解析も行いました。研究の内容は次の三つの部分にまとめられました。 (1)大偏差の理論と手法を用い、マルコフポーリングシステムに対し大偏差界を求め、Admission Controlのアルゴリズムを与えました。結果は五つの論文にまとめ、そのうち、二つはすでに雑誌に掲載され、一つは2003年フランスでの国際会議「International Network Optimization Conference」で発表されました。もう一つの論文「Large deviations of Markovian polling model with applications to admission control」はオペレーションズ・リサーチの分野において国際一流の学術誌「Annals of Operations Research」にアクッセプトされ、掲載予定です。残った一つは投稿中です。(2)大偏差の理論と手法を用い、移動通信ネットワークトラヒックに対しオーバーフロー確率の階を求めました。結果は論文「On large deviations bounds for a wireless mobile network」にまとめ、2004年6月中国北京での国際会議「12^<th>INFORMS/APS Conference」で発表されました。(3)移動通信ネットワークに対し理論解析とコンピュータシミュレーションを行い、得られた結果は四つの論文にまとめ、そのうち、一つは2005年1月日本名古屋で開かれた待ち行列シンポジウムで発表されました。もう一つは2005年7月のIFORS Triennial 2005の国際会議にアクッセプトされました。同時に、国際学術誌「International Transactions in Operations Research (ITOR)」に投稿されていました。残った二つの論文1.「Analysis of a finite buffer model with two nonpreemptive priority classes and a guard server」、2.「Performance Analysis of Wireless Mobile Networks with Queueing Priority and Guard Channels」が国際学術誌「European Journal of Operations Research」に投稿中です。
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