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フランス語圏における少数民族の文化変容と統合形態に関する比較的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15510198
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 地域研究
研究機関横浜国立大学 (2005)
千葉大学 (2003-2004)

研究代表者

長谷川 秀樹  横浜国立大学, 教育人間科学部, 助教授 (20322026)

研究期間 (年度) 2003 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2003年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードフランス / ポリネシア / バスク / コモロ / フランス語圏 / フランコフォニー / アフリカ / サンゴール / 共和主義 / 移民 / ライシテ / コルシカ / 地域語 / カナダ / 文化的多様性 / 共同体主義 / アカディア / 植民地 / ケベック / 多元主義
研究概要

フランスの他の地域やカナダ以外のフランス語圏諸国における少数民族や少数言語の文化変容ならびに政治的統合形態について調査をおこなった。
フランスの他の地域は、本国(ヨーロッパ大陸でのフランス)のピレネー山脈西部に位置し、スペインとの国境によって「分断」されたバスク、海外地域では南太平洋のフランス領ポリネシアを対象とした。ともに「地域語」と呼ばれるフランス語以外の言語についての政策と社会言語学的現状を明らかにした。ただし、これらの成果については、時間の制約や資料の不十分さもあって、公表できないでいる。本研究期間終了後に何らかの形で公表するべく、現在、調整中である。
フランス以外のフランス語圏諸国については、アフリカ大陸とその東に位置する大きな島嶼国マダガスカルの間に挟まれたモザンビーク海峡にある小島嶼国コモロ連合共和国の言語状況と1975年以降の紛争と一部の島嶼の独立運動、そしてフランス語圏共同体(フランコフォニー国際組織)やアフリカ連合の介入、調停による和平樹立と、その後の「連邦化・連合化」について調査し、その成果を日本島嶼学会の年報である『年報島嶼学』に投稿、掲載した。
もう一つは、フランス語圏共同体(フランコフォニー国際組織)のフランス語圏アフリカ諸国における少数言語・文化政策について調査を行った。主に、セレール語などのフランス語圏アフリカ諸国におけるフランス語以外のアフリカ諸語の教育・デジタル化政策、アフリカ諸語で制作されるテレビ番組やラジオ放送支援事業、映画のフランス語字幕添付、販路拡大、受賞支援政策が対象である。
さらに、昨年度に引き続き、上記のフランス語圏の創設者でありその政策や理念の主柱的役割を担ったセネガルのレオポルド=セダール・サンゴールの思想について、主に著作集『リベルテ』によって明らかにした。ただし、これら二つの調査については、時間の制約もあって、現時点では公表にはいたっていない。数年中に何らかの形で公表する予定である。

報告書

(4件)
  • 2005 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (12件)

すべて 2006 2005 2004 その他

すべて 雑誌論文 (10件) 文献書誌 (2件)

  • [雑誌論文] 小島嶼国家と国際組織-コモロ危機とフランコフォニー国際組織2006

    • 著者名/発表者名
      長谷川 秀樹
    • 雑誌名

      年報島嶼学 8

      ページ: 227-235

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2005 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] SMALL ISLAND STATE AND INTERNATIONAL ORGANISATION, A CASE OF COMORO CRISIS AND INTERNATIONAL ORGANISATION OF FRANCOPHONIE2006

    • 著者名/発表者名
      HIDEKI HASGAWA
    • 雑誌名

      NISSOLOGY 8

      ページ: 227-235

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2005 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] コルシカ語における音声アクセントと符号アクセント2005

    • 著者名/発表者名
      長谷川 秀樹
    • 雑誌名

      ロマンス語研究 38

      ページ: 37-47

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2005 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] コルシカ島の「現代」音楽-ポリフォニー2005

    • 著者名/発表者名
      長谷川 秀樹
    • 雑誌名

      青淵 681

      ページ: 32-36

    • NAID

      40020715562

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2005 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] ON PHONETIC AND GRAPHIC ACCENTS OF CORSICAN LANGUAGE2005

    • 著者名/発表者名
      HIDEKI HASGAWA
    • 雑誌名

      STUDIA ROMANTICA 38

      ページ: 37-47

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2005 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] CORSICAN POLYPHONY AS A CONTEMPORARY MUSIC2005

    • 著者名/発表者名
      HIDEKI HASEGAWA
    • 雑誌名

      SEIEN 681

      ページ: 32-35

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2005 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] ライシテとイスラム・スカーフ問題2005

    • 著者名/発表者名
      長谷川 秀樹
    • 雑誌名

      日仏社会学叢書・日仏社会論への挑戦 4

      ページ: 1-22

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] コルシカ語における音声アクセントと符号アクセントについて2005

    • 著者名/発表者名
      長谷川 秀樹
    • 雑誌名

      ロマンス語研究 38

      ページ: 47-57

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 積極的差別と共和主義的平等2004

    • 著者名/発表者名
      長谷川 秀樹
    • 雑誌名

      日仏社会学会年報 14

      ページ: 1-22

    • NAID

      110009845474

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 少数言語としてのフランス語-プリンスエドワード島(カナダ)のアカディア人を事例として-2004

    • 著者名/発表者名
      長谷川 秀樹
    • 雑誌名

      多言語社会研究会年報 2

      ページ: 97-116

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [文献書誌] 長谷川 秀樹: "コルシカ島(フランス)を事例として-西ヨーロッパ周縁地域の状況"ことばと社会 別冊 ヨーロッパの多言語主義はどこまできたか. 別冊・1. 91-108 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 長谷川 秀樹: "サン・ピエールおよびミクロン諸島について-政治的孤島についての考察"島嶼学年報. 5. 153-165 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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