研究課題/領域番号 |
15520033
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 九州産業大学 |
研究代表者 |
富吉 建周 九州産業大学, 国際文化学部, 教授 (60069515)
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研究分担者 |
中島 秀憲 九州産業大学, 国際文化学部, 教授 (60207769)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2003年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 実存 / コギト・エルゴ・スム / 無・虚偽 / 対象認識と自己認識 / ビェティスムス / 信仰と知識 / 哲学と神学との間 / 観念論と唯物論 / 飛び級・四修 / 実存は本質に先立つ / 無・虚無 / ピエティスムス / イエスの受肉 / デカルトの根本問題 / 徹底的懐疑という哲学の方法 / 事実存在 / 哲学と諸科学 / ヴュルテンベルクのピエティスムス / 初期ヘーゲルの信仰 / 「私は思う、故に私は存在する」 / 哲学と神学の間 / 創造者即被造物 / 仏教とキリスト教との対話 / 近代精神と近代主義 / デカルトとサルトル / 西田哲学とバルト神学 / ヘーゲルとピエティスムス / 滝沢克己におけるヘーゲル |
研究概要 |
1.滝沢克己の中期思想の解明については、「「滝沢哲学」の成立」によって行はれた。しかし『仏教とキリスト教』の積極的な意義の解明については、果たすことができなかった。 2.滝沢克己のデカルト哲学およびサルトル哲学の研究の評価については、「ルネ・デカルトと滝沢克己(上、中その1、その2、その3)」および「ジャン=ポール・サルトルと滝沢克己(上)」によって行なはれた 3.滝沢克己のカント哲学およびヘーゲル哲学の研究の評価については、「滝沢克己のカント」および「滝沢克己のヘーゲル」によって行われた。 4.K.バルトとピェティスムスとの関係を解明することについては、「ヤコービそしてヘーゲルにおけるピェティスムス」によってその究明の入り口まで到達したが、ピェティスムスの視点からバルト神学を考察するところまでには至らなかった。 5.滝沢克己と西田幾多郎・京都学派との関係を解明することについては、担当者は「西田幾多郎と滝沢克己」を執筆しながらも完成させることができなかった。まして京都学派との関係については考察できなかった。 6.滝沢克己の生涯に関する学術調査については、宇都宮小学校東校、宇都宮高等学校、東京大学、九州大学、山口大学、および各地の公立図書館にて行った。 7.滝沢克己に関わるビブリオグラフイについては、「滝沢克己関連書誌」によって刊行書籍についてのみ纏めることができたが、学術論文についてはできなかった。 8.今年度は研究の最終年度であるので、研究成果報告書を作成した。
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