研究課題/領域番号 |
15520221
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
各国文学・文学論
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小南 一郎 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (50027554)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2003年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 宝巻 / 宣巻 / 民間文芸 / 民衆信仰 / 庶民道徳 / 三教合一 / 語り物文芸 / 民間信仰 / 邪宗 / 目連救母説話 / 宗教文芸 / 死者儀礼 / 目連伝説 |
研究概要 |
日本国内の図書館に所蔵される宝巻作品を調査し、特にその序文や跋文の分析を通して、編著者の社会的位置や出版組織を把握し、それを基礎に作者や出版者と民衆的宗教組織との関係を探求した。 最近中国で出版された宝巻や民間信仰をめぐる大型叢書から、いくつかの主要な主題に関わる作品、たとえば地蔵十王信仰や目連救母伝説をめぐる作品群を取りだし、それらの比較を通して、宝巻文芸の時代的な変遷の主要方向と、中国近代社会の展開との関わりを分析した。 この研究の成果の一つとして、「目連伝承の近世的展開」と題する論文をまとめ、研究成果報告書として出版した。
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